特別番組『文化放送戦後77年スペシャル 明日を待つ子供たち』8/11(木・祝)放送

特別番組『文化放送戦後77年スペシャル 明日を待つ子供たち』8/11(木・祝)放送

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文化放送は、特別番組『文化放送戦後77年スペシャル 明日を待つ子供たち』を8月11日(木・祝)午後7時00分から放送します。

当番組は、『青山二丁目劇場』(毎週月曜日午後8時30分~)にて2017年8月に放送して以降、再演を望む声が多く寄せられたラジオドラマで、青二プロダクションと文化放送が要望に応えるべく、キャストや主要スタッフを一新し、新たに録音してこのたび5年ぶりに放送することを決定しました。

“子供たちが朝起きて、ご飯を食べて、学校に行く。”
太平洋戦争下の中、いつもと変わらぬ生活を送っていた長崎近郊に暮らす、とある家族の物語で、子供たちが明日遊ぶ約束をしている、そんないつもの生活がある日突然大きく変わってしまう出来事が起こります。

ドラマの脚本は、長崎原爆投下によって被ばくされた方々への実際の取材に基づいて構成しており、その出来事や家族の暮らしの変化を淡々とリアルに描き出します。
戦争中の日本で、日常を奪われる悲しさ・苦しさを表現することで、現代のロシアによる侵攻によって苦難を強いられているであろうウクライナの子供たちへ想いを寄せて制作しています。
番組には、宝亀克寿久川綾庄司宇芽香をはじめとする全16名の青二プロダクション所属声優が出演し、松野太紀が演出を、湯浅真由美がナレーションを担当します。

 

収録の様子

先日行われた収録では、テレビアニメ『ワンピース』のジンベエ役などで活躍する宝亀克寿が、自身も長崎県出身で幼いころに原爆の話を身近に聞いて育った体験を生かして、主人公の孝司役を熱演し、『ドラゴンボール』ブルマ役を務める久川綾らが平和への想いを込めて昭和20年8月に長崎で暮らす市井の人々を演じました。
さらに、様々なドキュメンタリー番組やニュース番組のナレーションを担当している湯浅真由美が番組のオープニングを担当し、圧倒的な説得力で番組制作のきっかけを語っています。

今回演出を担当した松野太紀は、下記のようにコメントしています。

出演者の演技が1つのパワーになり何かを揺さぶる収録となりました。
事実は小説よりも奇なり。
決して忘れてはならない事実をラジオという媒体を通して聴こえて来るそんな思い(声)を、沢山の方にお届けしたいと思います。

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