『きら☆レボ』曲に公開生放送が沸く! 温かくてユーモラス、おおさわ あやさんにも注目
8月7日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)は新宿住友ビル三角広場、「スマイルフェス2022」の会場から、公開生放送でお送りしました! そんな今回、午後3時台のコーナー『タケスクリプション 日曜名曲集』のテーマはシンプルに「鼻」でした。
鷲崎健「8月7日、鼻の日ということでございまして。『お花』とか、いっぱいあるのにね(笑)。きょう、そこまでマイナーな曲はないというか、世代によっては『俺、私、バッチリだ!』という曲がかかるかもしれません。1曲目からもう、ハマる人はハマるでしょう。珍しいライブバージョンでお届けします」
♪「新・鼻から牛乳」/嘉門達夫
鷲崎「(客席に向けて)いかがでしたか、みなさんね(笑)。配信、YouTubeでご覧の方はラジオをつけて両方、楽しんでいただければと思います。『鼻から牛乳』は92年の嘉門達夫さんのシングルです。92年の段階で『鼻から牛乳』は子供たちが使っていた言葉で、嘉門達夫さんがつくって流行らせたわけではないんですね。文献では『広島辺りで(生まれて)』って書いてあったけど……。
92年はもう大学生だったので子供向けのおもしろソングだな、という印象だったんですけど、いま聴くとちゃんと笑える。『♪タララー、タララララーラー』というのはバッハですね。ただバッハ作じゃない説、弟子のケルナーの作品じゃないか、みたいな説があるらしいです。だからなんだっていう情報ですけど(笑)。2曲目も世代の人は懐かしいでしょう!」
♪「はなをぷーん」/きら☆ぴか
鷲崎「これはもう知っていると思いますけど……、っていうのも変か(笑)。『きらりん☆レボリューション』、『きら☆レボ』世代でした、っていう人いっぱいいるでしょう。(客席を見て)あー、女子の方、ほとんど……!」
松井佐祐里「手が挙がっている! 私も、はーい! もう大好き」
鷲崎「『きら☆レボ』、2007年ごろですよ。松井さん、たぶん久住さんと同い年ぐらい? 一緒にやっていた萩原舞ちゃんがその3つ、4つ下で。このとき久住さんが15歳ぐらいで、ハギティ……ハギティだって(笑)、が11、2歳なのかな?
なんかすごく変な言い方ですけど、『調子に乗っているときにしかできない表現』というのがあって。チームも含めて、『いったれ精神』みたいなものにあふれた楽曲で。なんだかよくわからない歌詞もあって。これともう何曲かしかクレジットされていないYumYumさんという方が書いていますね。誰なのか、調べればわかるかもしれませんが。続きまして、こちらも世代の人にはとても楽しい曲になっています」
♪「ぞうさんのあくび」/ひろみちお兄さん
鷲崎「本気で(体操を)やるとしんどいですね(笑)、3分もない曲なんですけど。佐藤弘道お兄さんのバージョンでお届けしました。『ぞうさんのあくび』は知らない……?」
松井「ん~、『つるさん』の辺りから知っていました」
鷲崎「ピンポイントでしか知らない(笑)? 82年から96年まで『おかあさんのいっしょ』の中で使われていた体操の曲で。このあとは『あ・い・うー』になるのかな? 作曲は『ドレミファ・どーなっつ!』『ドレミファれっしゃ』などをつくった乾裕樹さんですね。遠藤幸三さんはなんと原田芳雄さんから剛力彩芽さんの曲まで手がけたという名作詞家、そんなコンビでつくられた曲です。
続いてはグッと時代を遡って、こんな曲を聴いていただきましょう。鼻が長いといえばゾウがいてピノキオがいて、天狗とか……。そんな中、シラノ・ド・ベルジュラック、高鼻のシラノというキャラクターがいます。日本で高鼻のシラノ、『鼻のべーやん』と呼ばれた、二村定一さんの『アラビヤの唄』」
♪「アラビヤの唄」/二村定一
鷲崎「昭和に入ってすぐに和ジャズ、和製ジャズブームというのがあるんですけど。これが昭和3年の大ヒット曲で、日本最初のジャズレコードといわれています。A面が『青空』で、この曲はB面なんですけど、とても有名になって当時20万枚も売り上げたと。ご家庭にどの程度、レコードのマシンがあったかわかりませんけど、それにしても20万枚って相当だと思います。鼻が長いので『鼻のべーやん』といわれておりました。
日本のジャズの歴史を紐解くと二村定一さんが絶対に出てきますし、『アラビヤの唄』が最初のヒット曲として絶対に出てくるという。和ジャズ好きにとってはとても有名というか、大事な曲をお届けしました。本日最後はこちらの曲です」
♪「hanataka hanapenyo」/おおさわ あや
鷲崎「このコーナーの中でももっとも新しい曲かな? 今年、2022年の4月発売のアルバム『music from yellow』からお届けしました。おおさわ あやさんは横浜出身、インディーのミュージシャンでいらっしゃって。シンプルで温かくてユーモラスで……なんていうんでしょうね、モノレールみたいな。景色はいろいろ変わるんだけど、それを支えているのは一本で。行ったり来たりしながら、景色を歌で見せてくれる人だな、という印象です。具体的な情報、僕もほとんどないんですけど(笑)」
「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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