「ギフト文化」は相手への思いやり!
ノンフィクションライターの石戸諭と、女装パフォーマーのブルボンヌを迎えた8月5日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
本日は「ギフト文化」について取り上げた。
「きょうのクリエイティ部」では、「ギフト文化」について取り上げた。
誕生日プレゼント、お中元、母の日の贈り物など、日頃の感謝の気持ちを込めてギフトを贈る機会は多いのではないでしょうか?
西川「一番最近だと、誰に、どんなものをあげましたか?」
ブルボンヌ「私は母の日とか母の誕生日に。ネットの通販で送ることが一番多いかな。そのまま住所を登録して母に直接届くようにしていて…。」
石戸「自分に送ったかな。自分に対してプレゼントを贈っちゃうね。」
最近では気軽にギフトを贈れるサービスも登場しており、住所を知らなくてもギフトが送れる「ソーシャルギフト」の利用者も増えつつある。
ソーシャルギフトの種類は大きく分けて2種類。商品と交換できるバーコードなどを、ギフトを贈る相手に送信し、相手が店舗で商品と交換するケース。
もう1つは、LINEなどでプレゼントの受け取り画面のURLを送る相手に送信し、相手が受け取り、住所日時の指定をするというものだという。
西川「私は手土産に定番のちょっとしたお菓子を持っていくギフト選びって“果たしてそれってギフト選びになるのかな”って思うことがあって…何か相手のことを考えてないのかなって…。」
ブルボンヌ「ギフトって、“自分が良いなと思ったお菓子をあげることなのか”、“相手が欲しそうなものを選ぶことなのか”って言ったら、やっぱり“ちゃんとこの人は私が摂取すべきものを調べてからくれた!”っていう所が“ギフトの心”なのかなって思う。」
「ソーシャルギフト」が普及し、気軽に贈れるようになった一方で多くの人が「ギフト選びに悩んだことがある」と回答しているそう。
そんな中、変わった形のギフトも登場しているようで、例えば、何が読めるかわからない「本ガチャ」は、およそ100冊の中から1冊の文庫本をランダムで、オリジナルのブックカバーをつけた上で、後日発送するギフト。
西川「色々なギフトが気軽に送れるようになった今、どうしていけばいいかという所ですよね。相手のことをどこまで考えるかとか、その人との関係性とか…。」
ブルボンヌ「貰う側としては、最近多い“何でも選べる系”とか、“ほぼお金に近いようなギフト券”とかさ、結局欲しいものが買えるからありがたいけど、ほぼお金貰うようなものだから“結局お金のやり取りか”とは思うよね。」
石戸「“相手あってのもの”っていうのが一番大切じゃないですか。僕は儀礼的なものもあっていいと思うんですよ。“儀礼的にしか付き合っていかないけれど付き合う”って大切じゃないですか。
西川「お中元やお歳暮も“あなたとの関係は忘れていませんよ!”のアピールにもなっているんでしょうね。」
このコーナーでは、「ソーシャルギフト」についてさらに深掘りをして紹介しています。気になる方はradikoのタイムフリー機能でぜひお聴きください。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
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