【西武】森友哉が右へ左へ2打席連発！「山川さんみたいに太ってなくてもホームラン打てます！」

「山川さんみたいに太ってなくてもホームラン打てます！」

野球少年へメッセージを求められた西武・森友哉捕手（26）がユーモアたっぷりの一言でお立ち台を締めくくった。

2020年7月30日以来、2年ぶりの2本塁打。「自分はもう山川さんにいい形でつなぐというのをずっと心がけてやっているので、四球でも嬉しい。とにかく山川さんにランナーがいる状態で」という森だが、この日は自らのバットで試合を決めた。

まずは3回。「うまいことバットに乗ってくれた」と、最後は左手をバットから離しながら宮城のスライダーをライトポール際へ。1点差に詰め寄られた5回には「理想の形で打てました」と2打席連発の4号ソロ。143キロの直球を捉え、「調子のいい時のバロメーター」という左中間スタンドへの放物線を描いた。

好リードも光った。先発・平井は6回1失点で自己最多の6勝目。「球種に偏りをなくしたのと、右のインサイドもすごいきっちり投げてくれた。その分、スライダーでミスショットとか、外真っ直ぐが生きたりとか、いろんなことが今日はできたなと思います」と森も納得の表情をみせた。

チームは連勝で貯金は今季最多タイの8。2位のソフトバンク、楽天とのゲーム差を2.5に広げた。