放送作家・鈴木おさむの書く能力が劇的に上がったのは、あの番組のおかげ!?

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8月3日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、放送作家の鈴木おさむさんをお迎えし、ニッポン放送でラジオの放送作家をしていた若いころのお話を伺った。

野村邦丸アナ「放送作家といっても、ラジオとテレビで全然違うでしょ?」

鈴木おさむ「僕は19歳からニッポン放送でやってて、笑福亭鶴光さんのゴールデンアワーという番組を22歳でチーフ作家をやらせてもらいました」

邦丸「22歳で!」

おさむ「鶴光さんのラジオって意外とフル台本、オープニングトークからその日の作家が書くんですよ。今日起きたことをちょっと落語っぽい話とか、ちょっとエッチなダジャレとかも入れながら、かなり台本にして作るんです」

邦丸「へ~」

おさむ「それを鶴光さんがあたかもその場で言ったように、言うんです。だから作家の個性がめちゃくちゃ出る。面白い人もいればそうじゃない人もいるから、すごい力が出る。それをやらせてもらって書く能力が異常に上がったんですよね。なのでその後、テレビに行っても、テレビでは企画中心なんですけど、書けるという自信はありました」

邦丸「ルーツはラジオでの原稿力、構成力なんだ」

おさむ「ニッポン放送って、何でも書かせるんです。すごいんですよ。天気予報から何から、全部作家の仕事になるんですよ」

邦丸「えっ、そうなの?うちはコピー1枚来るだけだけどね」

おさむ「全部書かせますし、それが勉強になりましたね」

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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