音楽大学を出てプロになれる人、なれない人の違いは?
幼い頃から音楽に打ち込み音楽大学に行ってもプロの音楽家になれる人となれない人がいる。8月2日の「くにまる食堂(文化放送)」では、バイオリニストのNAOTO氏が音楽に詳しくない人にもわかるように野球に例えて説明してくれた。
野村邦丸アナ「東京藝大など音楽大学を出てもNAOTOさんのようにたくさんの観衆を集められる人とそうじゃない人がいますよね?絶対的な違いは何ですか?」
NAOTO「音楽大学でバイオリンをやってる人なんだから、みんな上手じゃんって普通の方は思われると思うんですけど、高校野球で甲子園に出るってとんでもないことじゃないですか?エースで4番みたいな方は140キロ近いストレートを投げて変化球も2つくらい余裕で投げます。それでもプロ野球のドラフトにかからないじゃないですか?」
邦丸「はい」
NAOTO「社会人野球や大学野球だったら普通に150キロ投げられる方がたくさんいらっしゃる。それでもドラフトにかからない方いますよね?同じことだと思います」
邦丸「150キロの速球投げて剛速球投手と言われてプロに入ったとしてもプロのバッターって普通に打っちゃうんですよね。150キロ投げられるだけではなかなか難しいってことですか?」
NAOTO「そういうことだと思います。逆にプロになってお客さんを呼べる選手っているじゃないですか?」
邦丸「はい」
NAOTO「それって僕は魅力だと思うんですけど…」
邦丸「球速はそこまでいかないんだけど、魅力的なピッチャーいるもんね」
NAOTO「そういう選手にバイオリニストもならなきゃいけないんだと思います」
邦丸「NAOTOさんは野球のピッチャーに例えると、どんなピッチャーですか?」
NAOTO「僕は7回をちゃんと3失点くらいで押さえて、どんな状況でもゲームを作る人だと思っています」
邦丸「プロだね」
NAOTO「そうなんですよね。速球も剛速球ってほどじゃないですけど普通の人よりは速いです。コントロールも他の人よりはいいと思っています。変化球もパワプロでいうと7段階の4くらいの変化量はあると思います」
邦丸「(爆笑)」
NAOTO「多分、僕は全方向に変化球があるんだと思います」
邦丸「はぁ~、なるほど」
NAOTO「ものすごいバランス型だと思います。引退間近の桑田さんみたいな感じを目指しています」
邦丸「へぇ~」
この他にも番組ではNAOTOさんが音楽の話や生演奏も披露してくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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