第14回ラジオCMコンテスト~ずーっと前から、オーディオアド~ 竹内 直樹さんがグランプリに輝く!
文化放送が音声広告の参加型コンテストとして毎年実施し、今回リニューアルした、ラジオCMコピー公募企画『第14回ラジオCMコンテスト~ずーっと前から、オーディオアド』。今コンテストの最終審査会の様子を放送する特別番組を3月25日(木)午後7時から放送し、グランプリを筆頭とする各賞が決定しました。
文化放送のラジオCMコンテストは、1984年に始まった前身の『ラジオCMコピー大会』時代から高い評価を受け、今や文化放送のみならずラジオ界の名物企画として定着している一大企画です。『ラジオCMコンテスト』となってから14年目となる今回、今まで以上に多くのリスナーにラジオCMに親しんでもらうため、タイトルや審査方法などを変更して実施しました。
協賛社(10社)からの課題に基づき、プロ・アマ問わず一般から20秒のラジオCMコピー募集(2020年10月20日から12月20日まで)をインターネット・スマートフォンのサイト上で行った結果、合わせて20,255件の応募作品が集まりました。(昨年の総数は18,883件)また、今回は一社あたりの平均応募作品数が、2,025作品となり、グランプリ(賞金100万円)ほか各賞を決定しました。
今回のコンテストは、各協賛社の入選作3作品を青二プロダクションの俳優たちが実際に演じる「入選作披露イベント」の模様を最終選考の前に事前受付制で配信し、視聴者の投票でリスナー大賞を決定。審査員が集まっての最終審査会はスタジオ収録による特番形式にて行いました。特別番組のパーソナリティは音楽クリエイターのヒャダインさん。ゲスト審査員にはサーヤさん(ラランド)を迎え、このほかCMディレクター中島信也さん、コピーライター谷山雅計さん、Spotify Japan ビジネスマーケティング マネージャー石井恵子さんという豪華な広告界の精鋭たちが審査員を務めました。
竹内直樹さんが「月桂冠」を課題にした作品でグランプリに輝く!
グランプリの栄冠に輝いたのは、「月桂冠」を課題にした大阪府の39歳、竹内直樹さんの作品。「お前自身を解放しろ」というコピーが強靭で骨子がしっかりしていると評価されました。電話でグランプリ受賞を知らされた竹内さんは「コロナ禍で閉塞感を感じる人が多いのもあって、お酒をもってちょっとでも気分が晴れたらと考えました」と喜びを語りました。
グランプリ受賞作について中島審査委員長は、「広告として商品を中心においていて、蓋を開けるところに20秒のポイントが来ているところが見事な作りになっている。設定としてはよくあるけれど、そのなかでもこれまでになかった「お前自身を解放しろ」というところにものすごく優しさがある。人に対する思いやりや優しさがないと聴いている人は共感してくれず、自然と優しさみたいなものがテーマになっているのでは思います。解放という言葉は、コロナ禍において閉ざされているなかで、たくさんの人がピンと来ると感じる言葉で、今の時代に、商品を中心においてコミュニケーションを作るときに取っていく手法がすべて織り込まれた上に、青二プロの優しさのある演技でぐっときたところが素晴らしい作品になりました」と評価しました。
「第14回ラジオCMコンテスト~ずーっと前から、オーディオアド」各賞の受賞作品
グランプリ 月桂冠:竹内 直樹
M~
警官 犯人に告ぐ!人質を解放しなさい!!
犯人 うるせえ!俺はもう、こんな世の中に疲れたんだよ!
警官 わかった。じゃあ人質はいいから、お前自身を解放しろ!
犯人 え?
SE (キャップを開ける音)
警官 これ、飲め!
N こんな世の中に、解放感を。一息つきたい時の日本酒、月桂冠 THE SHOT。
準グランプリ シー・アイ・シー:嶌田 紀章
M~
ゴキブリ どうも、ゴキブリです。
「汚い!キモイ!」と言われ、散々な人生でしたが
先程駆除されて、生涯を終えました。
あぁ~。これでやっとゴキブリを辞められる。
来世は、パンダか、コアラに、生まれ変わりたいなあ。
N 害虫駆除で明るい未来を。シー・アイ・シー。
リスナー大賞 ライオン:石神 慎吾
男女 (会話)
母 息子が初めて家に彼女を連れてきた。
リビングのこたつの中で、
私たちに気づかれないように彼女の足を撫でる息子。
若い二人のこと、もちろん私は気づかないふりをしている。
ただ、息子よ。それはお母さんの足よ~。
N 洗うたびうるおい、しかも泡タイプ!
ライオンのボディーソープhadakara
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