LiLiCo、高橋優に「素顔」で今の悩みを打ち明ける！？

高橋優「ラジオパーソナリティのLiLiCoさんもそうなんですけど、LiLiCoさんの気になってることっていっぱいあるんですよ。今日の台本読んで僕が一番衝撃的だったのが、『普段LiLiCo を作ってるので本当の私は全然違う』というお悩みの話なんですが」

LiLiCo「昔から映画とかVシネなんかにも出させてもらっていて、LiLiCoは元々このメイクと、髪の毛フワ～ッみたいなイメージがあると思うけど、髪をまとめると誰もわかんなくなるし、スッピンになるとまた全然違うから。LiLiCoの見た目じゃない役をやりたいっていう希望があって、そういうキャスティングの人たちに出会いたいなって思っていて、このメイクの奥に居るLiLiCoを見て欲しい」

高橋「エンドロールとかでLiLiCoっていう名前が出てきたら『エッ？出てたっけ？』『あの役の人～っ！？』みたいになるってことですか？」

LiLiCo「私が凄くビックリしたのが、『ニワトリ☆フェニックス』（井浦新さん・成田亮さんＷ主演）っていう映画がこの前公開されて、もうね、ほぼ私プロレスラーの時の格好で出てて、髪の毛を結んだだけだったけど、テレビとかで毎週一緒にいる人たちが『えっ？これLiLiCoさん？』って言ったの。それでも違う違う、私もっと出来るって思って。だから俳優として、もうちょっとやりたいと思っていて」

高橋「俳優としてのことだったんですね？」

LiLiCo「LiLiCoとして出る時はもちろんLiLiCoとして出るけど、一応LiLiCoも、このキャラクターを演じているという。でもそれがどんどん私になっていくという。元々は物凄く根暗でマイナス思考だったのが、LiLiCoを作り上げたことによってHAPPYな人間になった。（時代でいうと）9歳から10年ぐらい前までのこと」

高橋「え～っ！　わりと最近なんだ」

LiLiCo「私、結構心配性でマイナス思考なので、誰かから連絡無かったりすると本当にダメで、優さんにLINE送って既読にならないと『なんか倒れたのかな？』とか、心配になる。主人（小田井淳平さん）とか9時に帰って来るって言ったのに9時半になったりすると、『なんかあったのかな？』とか。でもなーんにも無いのよ（笑）。普通に帰って来るんだけど。時間にキッチリしてるところもあって。小さい頃は結構複雑な環境で育てられたから、あんまり楽しくなかったのね。でもそれが今反動で、楽しすぎて、朝起きると『ヨシッ！』って。『起きた！　今日起きた！』みたいな感じで（笑）」

高橋「起きること自体に喜びを感じるんだ！」

LiLiCo「そう。だって、いつか起きなくなるわけでしょ？　いつかその日が来るわけだから、『今日も起きた、良かった～っ！』と思って。今一瞬だけ？　地球からしてみたら一瞬ですよね？　人間の一生なんてものはね。だからそれをどう大事に生きるか。どう自分を大切にして生きるか」

高橋「10年ぐらい前から、こういう風にLiLiCoを作り上げるってさっきおっしゃってましたけど、そうしようっていうきっかけがあったんですか？」

LiLiCo「いや、多分みんなが作り上げてくれてたのよ、『肉食系』とか『姐さん』みたいな。私、一度もそんなこと言ったこともないし、肉食系だとも思ってない。でも、ちょっと目立たないといけないから、それを作ったら『肉食系の元祖』みたいな感じになって、『モンスター』とか『野獣』とか。でもそれについていけない時があったの、自分で。『いや私そんなんじゃないんだけど』みたいな。でも『あ、そうか！そっち行っちゃえ～！』みたいな感じで」

高橋「アクセルをかけられたんだ。じゃあ、お家に帰られたりすると静かな？」

LiLiCo「私家族の中で一番無口なの。うちのお父さんと弟がずっと喋ってるの。でも、主人にいわせると、『この無口は６つの口』っていうんだけどね（笑）。だけど、主人の方が喋る！　すっごーく喋る」

高橋「それは意外。どちらかというとLiLiCoさんが喋ってるイメージあるけど（笑）」

と、ご本人はいつもと違う素に近い感じで本音を話してくれたが、今日もやはり楽しく前向きなLiLiCoさんらしいトークがさく裂。大変学びが多いゲストコーナーとなった。

「おとなりさん」は平日月曜～金曜の朝8～11時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。