浦沢、高田が谷啓の魅力語る!…浦沢「トロンボーンのトッププレーヤーなのに、ふざけたい人」
7月10日の「純次と直樹」(文化放送)は、「このコメディアンがすごい 谷啓」と題して、高田と浦沢が谷啓の魅力を語った。
浦沢「谷啓さんはクレージーキャッツのトロンボーン奏者」
高田「谷啓さんとは、2,3本ドラマ撮ったよ。“高田純次 無責任社員物語”という作品」
浦沢「高田さんが主演で脇を谷啓さんが務めたのですね」
高田「これ、意外と面白いのよ。会社にいて、ダメ男と言われた男が、会社を飛び出してその会社に復讐する。名作ですよ」
浦沢「見てみたいですね」
高田「谷啓さんはすごいナチュラルな芝居をする人。楽しい人。いると安心するのよね。谷啓さんがいたからこの作品のグレードが上がった」
浦沢「今回、この特集に合わせて、NHKの谷啓さんの特集を見てきました。谷啓さんはトロンボーンでトッププレーヤーだったんですけど、ふざけたいんですって。音楽でみんなをいい気分にさせるのと、ふざけてみんなが笑うのは同じだと。それで、間、間にふざけることをやっていたらTV文化が始まって、シャボン玉ホリデーが始まるんです」
高田「時代がちょうどマッチしたんだね」
浦沢「音楽家だからリズムやタイミングがいいんですって。どこで、バッとやると受けるとか」
高田「クレージーキャッツは音楽も一流、コントも一流。今はそういうグループないよね」
浦沢「谷啓さんのガチョーンのギャグ。これは、麻雀やってる時、ツモでぐっと引く時ガチョーンってやってたんですって。それが面白かったのでシャボン玉ホリデーでやった。僕、思ったんですけど、ガチョーンってやる時、カメラを動かしてるだけで、谷さんは動いてないんですよね。ダイナミックなイメージあるけど」
高田「そりゃあ、そうだけどね」
浦沢「あと、シャボン玉ホリデーのコントの本、谷啓さんが書いてたんですって。クレージーキャッツでシャボン玉ホリデーの会議が始まるとだいたい飲み会になっちゃう。谷さんはお酒飲めなくて、みんなが酔っ払い始めたら、“谷、飲まずに飯ばっかり食ってないで、ネタ考えろ!”って言われるんだって」
高田「それで考えられるのがすごいよね」
「純次と直樹」は日曜夕方5時から、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。