紺野ぶるまの大恋愛は居酒屋から。女芸人だと知られ「じゃあクーリングオフします?」
6月30日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに紺野ぶるまが登場した。4月に第1子を出産した紺野が、出会いや結婚、4月に発売された著書『特等席とトマトと満月と』について語った。
大竹まこと「旦那さんは何している人なの?」
紺野ぶるま「普通の同い年の会社員なんですけど、出会いは大恋愛っぽかったかもしれないです。居酒屋で飲んでいたら、ひとりでやってきて『ひと目ぼれしたので結婚してください』と言われて、連絡先を聞かれたのがきっかけなので」
大竹「旦那さんは紺野ぶるまだと知っていた?」
紺野「知らないんですよ。見た目が好みだったんだろうなと」
ヒコロヒー「ひとりの女性として。キャリアも知らず」
大竹「断る気にはならなかったの?」
紺野「なるんですけど、その日タイミングがよくて。すごく落ち込んで、仕事もお金もないし、『どうなってもいいや、私』と。4年に一度ある『きょうはどうなってもいいや』というのが来ました」
ヒコロヒー「五輪と同じ周期」
とはいえそのまま受け入れるのも抵抗があったのだという。
紺野「連絡先交換するのは怖いじゃないですか。だから『保険証を見せてください』と言ったんです。そしたらスッと見せてくれて。それが社保(社会保険)だったんです。会社名、本名、住所もすべて載っている。こんな大事なものを見せるなら、変なことをする気はないんじゃないかって。それで交換して、私は歯科助手をやっているというテイにして」
大竹「自分はウソをついた?」
紺野「一般の人に女芸人やっているって言ったらイジられ倒しますよ! じつは歯科助手をやっていたことあるんですよ。東小金井の歯科助手っぽいとよく言われるので……」
ヒコロヒー「誰に言われるねん(笑)」
紺野「連絡先の交換をして、1週間後ぐらいに付き合い始めたんです。(向こうが)会社の人に私の写真を見せたら『これ紺野ぶるまじゃない?』とバレてしまって。『もしかして紺野ぶるまさんですか?』と聞かれて、ここでイニシアチブ握られたら終わりだと思ったので、『じゃあクーリングオフしますか?』みたいなオシャレな言い方で返したら『何も変わらないのでしません』と。『テレビにも出ているらしいですね、努力のたまものですね』と言われて、センスあるなと思って付き合うことに」
結婚と出産を経て、今年4月には3冊目となる著書『特等席とトマトと満月と』を発売した。
大竹「どういう意味でこういうタイトルをつけたんですか?」
紺野「売れない女芸人の話(小説)なんですけど、劇中に出てくる言葉を寄せ集めた感じです。女芸人って、女性に生まれながら『かわいい』『キレイ』というより『おもしろい』って思われたいというのがあるじゃないですか。おもしろい人種だな、かつ、その姿が愛おしいなと思って。その人たちにとっての幸せとか特等席とかはどういうものなのか。人生の落としどころはどこなのか、と描きたかったんです」
トークのあとは紺野いわく「ネタというかチャレンジです」という一芸の披露もあった。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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