岡田圭右はいま、人生の復路⁉ 「おかしば」の柴田英嗣とは「クラスメイトみたいな感じ」
今週の「おとなりさん」(文化放送)は『ご近所さん 9時の広場に集合!WEEK』として、毎日9時台に、文化放送でパーソナリティを務めるゲストが登場。6月17日は「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」から、岡田圭右さんを迎えた。
登場するなり、岡田さんは「山根くんも俺も似たようなもん」「ますだおかだもアンガールズもネタは相方が考えている、頭が上がらない」といった話でスタジオを笑いに包む。そんな岡田さんと山根には、育児という共通点もある。
岡田圭右「(山根は)いまや子育て、イクメンとかをやって」
山根良顕「岡田さんは子育ても済んで」
岡田「いや、まだ折り返しがあんねん。俺の人生、往路・復路があるの。『岡田駅伝』」
山根・坂口愛美「(笑)」
岡田「頑張ってんのよ。そろそろ子供が2歳になる。上の子とは20以上離れているから、久しぶりの子育てで。懐かしいというより新鮮よ。どんな感じだったかなって。以前こうやって乗り越えたな、というのもあるし、いまは携帯やタブレットがあるから子育てに活用できる。新しい発見も多いわ」
勢いよくしゃべる岡田さんだが、53歳という年齢で、本番以外では落ち着いたり、深呼吸したりしているという。現在のラジオの仕事について、こんな難しさを挙げた。
岡田「アクリル板があってマスクして。しゃべりづらいのよ」
山根「『おかしば』なんて2人で途切れなく話しているから。外させてあげたいもん(笑)」
岡田「俺も柴田くんもよくしゃべるし。オンエアでも言っているけど、スタジオ内をすごく動き回るのよ。イスを前後にとか、自分の大喜利コーナー始まったら縦横無尽にとか。『M-1』でもそう。我々(ますだおかだ)は緊張の中でやったから動きも少なかったけど、アンタッチャブルは動き回って。そういえば……坂口ちゃんは『M-1』出たな?」
坂口「なんで知っているんですか(笑)、言わないでくださいよ」
岡田さんはオリックス・バファローズ、山根は広島カープのファンで、ともに文化放送の「ライオンズナイター」にゲスト出演した経験も持つ。
山根「僕、このあいだ行って衝撃だったんですよ。あんなにライオンズ寄りになんだって。関西でも阪神・オリックスにあそこまで寄らないでしょ?」
岡田「広島(カープの中継)はそういうスタイルと違うの?」
山根「広島だと東京でもネットすることがあるから、ある程度バランスとるじゃないですか。文化放送はとらなかった(笑)。オリックス戦(でゲストに出たとき)はどうだったんですか?」
岡田「俺はバランスとらへん、オリックス一色よ」
山根「解説や実況は?」
岡田「たまたま実況アナウンサーと共通の知り合いおったのよ。アナウンサーにとっては予備校の先生で、その人の話ばかりしていた(笑)。試合がワンサイドになるといつもこうで、まず野球関連の横道にそれて、そこからパーソナルな話になる。リトルリーグ、実家……試合に関係ないがな(笑)」
そして現在、毎週土曜11時から放送中の「おかしば」について。
山根「コンビでもツッコミとツッコミの2人がやって。お互いに『ボケたがりのツッコミ』。それがうまくかみあっている。柴田くんは後輩だから、岡田さんを盛り立てている感はありますけど」
岡田「いまパーソナルな部分をいかに引き出すか、というのをモチベーションにする仕事が多いのよ。柴田くんのテレビでは見せないところを引き出すとか。お互いの素(す)を言えるのがラジオって大事だから。柴田くんがおぼっちゃんだった、俳優志望だったとか意外やったし。柴田くんも仕事上では知らない俺の部分を引き出して。ほぼクラスメイトみたいな感じかな」
岡田さんはラジオに出演することのよさについてこう語る。
岡田「『ラジオで知ってもらえる』というのは、まだあるのよ。ますだおかだの岡田として、みなさん知ってもらっているかな、と思うけど、そうでない人はまだまだいる。それはおぼえておかないかんと。昔『ラジオで岡田さんを知りました。メチャメチャおもしろいですね!』という人に『テレビではずいぶんと紳士ですね』と言われて。どれだけカットされて『いい人』になっているの、と少しショックだった。そういう意味でもラジオは素の部分を表せる、いいメディアですよ」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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