【西武】髙橋光成インタビュー…「ピッチングと髪の毛の二刀流で行きたい！」

――開幕から2か月半。感覚はあっという間？それとも、まだまだという感じ？

髙橋「半々ですね。あっという間という気持ちもあり、まだ2か月しか経ってないのかという気持ちもあります」

――12試合、中6日で投げ続けているが、充実したシーズンといえる？

髙橋「ここまで順調に来てると思います。引き続き、しっかり自分の仕事をしていきたいと思います」

――投球内容の手ごたえはどう感じている？

髙橋「試合は作れてると思います。でも、やっぱり負けてしまっているというのは、もう１つ自分の中で粘り切れなかった部分だったり、勝ち切れなかった部分があると思うので、そのもう１つを本当ちょっとのことだと思うんですけど、そこがかみ合えば、もっと良い結果になるんじゃないかなと思います」

――巡り合わせもあるが、相手投手もエース級が出てくることも多いが、援護という点でもファンから「あ～、良いピッチングしてるのに～」と思うこともあると思うが…

髙橋「そこは全く思ってなくて、自分がゼロで抑えられれば負けることはないですし、やっぱり点を取っていただいた試合でも自分がズルズルと点を取られてしまったりというのもあるので、やっぱりそこは粘り切らないと勝てないと思いますし、そういう所は粘り切って勝ち切りたいですね」

――チームを引っ張る中心選手としての自覚もある？

髙橋「“自分がやらないと”と思ってますし、ピッチャー陣が順調にいってると思うので、そういう中でも自分がしっかり引っ張っていかないとという気持ちはあります」

――キャンプでは、バテのこないフォームということで、テイクバックを小さくしたフォームを習得していたが、フォームの手ごたえは？

髙橋「キャンプの時よりは変わってきているとは思うんですけど、昨年より良くなってるのは確かですし、これを積み上げていけばもっと良いものになるという自信はあります。でも、やっぱりシーズン中なので、いかにバッターを抑えるか？の方にフォーカスしてるかな？と思います」

――髪の毛が肩付近まで伸びてきたように思えるが…

髙橋「けっこう伸びましたよ。グレードアップしてます。髪の毛に付けるムースがあるんですけど、それをしないとボンバーしちゃって。ムースで髪をピタッとしてから試合に臨んでます」

――ムースの効果はある？

髙橋「髪の毛をふわっとさせると体の軸がぶれちゃうんです。まあ、これは冗談ですけど。最近は髪の毛に愛着が湧いてきて、我が子のように育ててます」

――野球のことに真剣になり、髪の毛のことに真剣になり、素晴らしいですね？

髙橋「二刀流ですね」

※インタビュアー：文化放送・高橋将市アナ