村上信五くんと経済クン 日本の家食文化を変える⁉ミールキットカルチャーをお勉強！

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【講師：「ハローフレッシュジャパン」COO 福田健さん】
「ハローフレッシュジャパン」は、この春日本初進出したドイツ生まれのミールキットブランド。COOとは「最高執行責任者」のこと。CEOが会社全体の業務に責任を持つのに対し、COOはひとつの部署の業務に責任を持つ。
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【そもそも“ミールキット”とは？】
特定の料理を作るための、下ごしらえした食材や調味料、レキシなどがセットになった使い切り型の商品。スーパーに買い物に行ったり、献立を考える手間が省け、短時間で料理を作れるため、「調理にかかる時間短縮のニーズが高い共働き世帯」や「家で自分では普段作らない料理も食べてみたいと考える世帯」などの需要を獲得している。ちょうど使い切れる食材量が入っているため、食材廃棄を減らすという意味でも注目されている。
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【世界のミールキット事情】
市場規模はおよそ2.6兆円。世界で最も大きな市場はアメリカだが、アメリカでは2010年頃からミールキットビジネスが盛んになり、2021年には約8800億円の市場になっている。その背景には、ネットを通じた通販の浸透、共働き家庭の増加による料理の時短ニーズの高まりなどがあると考えられる。アメリカ以外にも、ヨーロッパなどの先進国でも同じ傾向がみられ、世界全体として成長している。
日本ではかなり前からミールキット自体はあったが、あまり浸透していなかった。2010年代から様々な企業が参入するようになった。
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【コロナ禍でより拡大したミールキット市場】
コロナ禍で在宅率が高まり、一気に拡大した。最近は外食需要が戻りつつあり、ミールキット市場も縮小するのでは、との声も聴かれたが、ミールキットの認知度がコロナ禍を通じて高まったことで、今も拡大し続けていると思われる。
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【この春“ハローフレッシュ”がドイツから日本へ！】
世界16ヵ国に展開している「ハローフレッシュ」。全世界での利用者数は現在およそ850万人。世界最大手のミールキットブランドである「ハローフレッシュ」がこの春、アジアでは日本で初めてサービスを開始した。今後さらに成長していくためにはアジアへの進出が必要、その中で日本を選んだのは「豊かな食文化を持つ、舌の肥えた日本人のお客様に受け入れてもらえるサービスを提供することで、アジアにおけるハローフレッシュに対する信用を築き上げる」ため。ただ、和食のミールキットを作るのはとても大変だった。
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【ハローフレッシュジャパンの特徴】
⓵世界の様々な人気メニューを６ステップでらくらく調理できる
→世界16ヵ国に拠点を持っているからこそ、世界のユーザーの意見を取り入れ、日本のプロダクト開発チームが日本市場用にアレンジしてメニューを開発している。レシピは６ステップでできるように書かれていて、短時間で出来上がるように工夫されている。

⓶サブスクリプションサービスで毎週違うメニューを届けてもらえる
→「定番」「ファミリー」「低カロリー」とプランを選んだら自動的におすすめメニューが毎週自宅に届く。自分でカスタマイズすることも可能。専用のスマホ用公式アプリでどこでも注文可能。入会金、解約金などは一切不要。配達頻度や配達日も自分のライフスタイルに合わせて選択できる。値段は２人前３食分で5190円、２人前４食分で6390円、４人前３食分で9390円。
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【今後の展望は？】
日本人の食に関するあらゆる問題点を解決する会社でありたい。将来的には、ミールキット以外にも様々な側面から食に関わる問題を解決していきたい。
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お話を伺いながら「ミールキット、なんと魅力的なんだ！」と感じていましたが…実は福田さんから３食分、ミールキットを頂きまして、調理してみました！普段は料理がうまくいかないことが多い私ですが、ミールキット、すごいです…！とても美味しい本格的な料理ができ、最近料理が楽しくて仕方ありません！またタイミングを見て、機会があれば番組内で使ってみた感想も報告させていただければと思います！
坂口愛美