森口博子「50代でもガンダムソング歌う宣言！その夢が叶った！」

野村邦丸アナ「今、森口博子の代名詞が『ガンダム』になりましたよね！」

森口「あっ、お陰様で！」

邦丸「ちなみに、森口博子さん、2019年から2022年までリリースした『GUNDAM SONG COVERS』3作品すべてオリコンウィークリー3位以内にランクインという快挙を成し遂げたという」

森口「ありがとうございます！　前の番組『くにまるジャパン極』でもたくさん応援していただいて！」

邦丸「ガンダムファンの方はたくさんいらっしゃる中で、森口博子の歌うガンダムの世界っていうことで、そっちから入ったっていう人も居る……」

森口「そうですね！　あとはバラエティから入ったっていう人とか、それから私は毎日エゴサーチするんですけど、このアルバムを聴いて『森口博子をナメてました！』とか、『バラエティの面白いおばちゃんかと思ったら、歌声に涙しました！』とか、『ガンダムソングってこんなに素敵な曲があったんですね！』とか、『アニソンっていうのを聴いてなかったんですけど、ちゃんと聴いてみます！』っていうガンダムファンの方とそうでない方々も、手に取っていただいて、たくさんの方と繋がることが出来ました」

邦丸「森口さんは40代の時に、とあるライブのトークの時間である宣言をしたとか？」

森口「そうなんです！　40代の時に『機動戦士ガンダム・THE ORIGIN Ⅳ　運命の前夜』という映画の主題歌を担当させていただいてて、その時のコンサートのMCで『まだオファーは来ていないんですけど、私は50代になってもガンダムソングを歌います！』って勝手に夢宣言をしたんですね。そしたら、その会場に来てくださっていた安彦良和監督がそのことを憶えていてくださって『この度、新作映画で森口博子さんの声が欲しいです。そろそろ50代になったかな？』って言って、オファーをくださったんです！　夢を口にするって、大事だな～って。監督が夢を叶えてくれたんです！」

邦丸「へえ～っ！」

森口「私、10代のデビュー曲が『機動戦士Zガンダム』の主題歌で、森口博子が芸能界に誕生して、20代の時に劇場版『機動戦士ガンダムF91』の主題歌で紅白歌合戦に初出場出来て、30代・40代もガンダムの新しいテーマソングをいただいてて、各世代で歌いたいっていう夢があったので、勝手に宣言したら、本当に叶っちゃったっていう！」

邦丸「新作映画『機動戦士ガンダム　ククルス・ドアンの島』は、1979年のテレビシリーズ第15話の映画化ということで、これ伝説の放送回と言われていて、今お話しいただいた安彦監督自身の40年越しの夢が叶ったって、どういうことですか？」

森口「あ～また私……鳥肌！（鳥肌を立てて感動）これ、長いシリーズでたった一度しか登場しなかったお話で、島で子供たちを匿っているジオン公国の脱走兵のドアンがアムロ・レイと出会う物語です。私も観た時に余韻が残っていて、安彦監督自身もずっと大切に思っていた作品をやっと映画化することが出来て、40年越しの夢が叶った。そこに私も心が震えて。ファンのみんなも、あの昭和54年の作品が令和に最新の技術で、スクリーンで甦るんだってことで『予告だけで泣きました』っていう感想がたくさんSNSに届いて。私も実は特別試写を観て泣いちゃいました！」

この後、森口さんの新曲「Ubugoe（産声）」が流れ、その壮大で優しい曲調に出演者・リスナーはうっとり酔いしれた。

映画「機動戦士ガンダム　ククルス・ドアンの島」は、6月3日より全国ロードショー。
森口博子さんの「Ubugoe特設サイト」やオフィシャルYouTubeチャンネルでは、楽曲の詳細や美しい映像満載のMVも公開されている。

「くにまる食堂」は平日朝11～13時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。