児童手当、なぜ減額? 大竹まこと「手間と金額を一緒くたにしちゃダメ」
5月26日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、成長と共に減額される「児童手当」について取り上げた。
児童手当は中学生までの子どもを育てる世帯に、年3回支給される。
制度上は、2歳は1万5千円、3歳から小学生までは1万円、第3子以降は1万5千円。
中学生になると1万円に減額され、高校生からは0円となる。
大竹まこと「支給されるのは児童手当だけじゃないって声もあるけどね。それでもやっぱり疑問なのは、成長と共に減額されるってこと。普通の考えでさ、子どもは大きくなった方が手はかからなくなるけど金はかかるじゃない。手間と金額を一緒くたにしちゃダメだよね」
はるな愛「子どもはどんどん食べざかりになっていきますね」
この疑問について内閣府の担当者は、「何にいくらかかるのかを積み上げて金額を決めてはいません。教育費や就学援助といった他の仕組みで、低所得の家庭を対象に補助をしています」と語っている。
また中学生から加算がなくなり、金額が一律になることについては、「正直言って政治判断で少しずつ対象を広げたり、金額を増やしたりしてきたので、明確な理由を説明するのは難しいです」と主張。
大竹「明確な理由はないんだ? 時の政治判断?」
砂山アナ「……ということなんですよね。担当者も理由についてよく分かっていないというのが現状、と言っても過言ではないと思います」
制度と生活実感とのズレについて、大竹も「お母さんたちの疑問はもっともだと思う」と唸る。
はるな「子育てをする当事者たちの意見が、全部すくわれてない気がしますね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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