【西武】辻監督インタビュー…今は耐える時!もうすぐ呉念庭、オグレディ、そして森友哉が帰って来る!!
5月20日放送のライオンズナイターでは、北海道日本ハムファイターズ9回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督に斉藤一美アナがインタビュー。3連敗で苦しい中、北の大地で交流戦での巻き返しが期待できる朗報を聞くことが出来た。
――火曜・水曜ホークスとの沖縄2連戦で感じたことは?
辻「初戦がね、與座がいいピッチングをしてあそこ(8回)まで行って、1点取ったところでのまさかの平良の炎上でしたから、非常に残念ではあったんですけど、そこを勝ち切ればね、また2つ目も行けたかもわかりませんけど。でもこれは終わったことですからね」
――イニング先頭打者を塁に出すと、ここ3試合ほぼ間違いなく点を取られているが?
辻「今の投手陣を考えるとね、中継ぎがしっかり頑張ってくれていることを考えれば、やっぱり先発ピッチャーがピンチで1点を守りに行くというピッチングをするとどうしても窮屈になっちゃうんでね、もうノーアウト2塁、ノーアウト3塁になったらこの1点はしょうがない、次の2点目は絶対与えないってピッチングをすれば逆にまた開き直ってね、強い球を投げられるんじゃないかと思うんですが」
――ここ3試合、すなわちライオンズは勝ててないが、得点力が落ちてきた?
辻「そうですね、やっぱり今の状態ではちょっと苦しいですね。しっかりとピッチャーが抑えて勝つっていうところしかなく、ちょっと苦しいところはありますよね」
――山川穂高は出塁こそしているがしばらくホームラン打点は止まっている。山川への相手投手の対策は徹底している?
辻「もちろんそうですね。そういう形になってきますよ。やっぱり山川との勝負を避けてっていうことになってくるでしょうし。だから山川の後を打つバッターが非常に大切になってくると思いますし、今日からの3連戦は本当に耐えましょうというところですよ」
――それが終わると交流戦。チームの構成員、メンバーが変わるということ?
辻「変わります。そういう予定してます」
――森友哉が戻って来るということ?
辻「そうですね、とりあえず森、オグレディ、呉念庭。この3人が上がって来れると」
――今夜イースタンリーグのベイスターズ戦が横須賀であるが、呉念庭は今日から実践復帰、オグレディは明日から復帰で間違いない?
辻「はい」
――あとは森友哉。イースタンで打者として6試合、捕手として昨日まで3試合出場しているが、2軍からはもう戻れるという報告が来ている?
辻「そうですね、8割方と言ってますけど、もう映像見たりしているとスタメンとして行けると思います」
――今日からのファイターズ3連戦、先発が伊藤大海との今シーズン初対決。攻略のポイントは?
辻「前回の投球が素晴らしかったんでね、やっぱりあれだけ変化球が多彩なところもありますし、ストレートもそこそこ力ありますしね、しっかりと狙い球を定めて行かなきゃいけないと思いますし、当然足を使って色んなことをやっていかなきゃいけないと思います。一発ドカーンというのはなかなか難しいかもわかりませんけど、やっぱり足を使って1点1点取って行くしか無いと思いますね」
――オーダーの組み替えに苦労の後が見える。愛斗の打順がみるみるうちに上がってこの前は3番だったが?
辻「今日も3番で行きます。ここ数試合で愛斗が短くバットを持って打ってるでしょう?だから彼も必死に結果を出して変わろうとして、しぶとくやってますから。これでやって行くんだという、自分のスタイルを確立して貰いたいと思います。この形でバットを長く持ってブリブリ振るわけじゃなく、繋いだり色んなことが出来る、スクイズもちゃんと決めてくれましたし、そういう意味では愛斗が変わりつつあるんで、凄く期待しているんですけどね」
――バットを短く持つというのは監督が?それとも自分で考えた?
辻「これね、他のコーチがそういうアドバイスをしてみて、僕も短く持った経験があって、監督から短く持って打ってみろということで、先発で使ってもらったらヒット2本打てたっていうのがあって、愛斗も2本打ちましたよね。やっぱりいきなり結果が出るとね、本人も行けるという気持ちになってくれてると思うので、そういう意味では楽しみですね」
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この記事の番組情報
文化放送 ライオンズナイター
火~金(10月〜3月) 17:50~17:57
群雄割拠の様相を呈するパシフィック・リーグ、王座奪回を目指す埼玉西武ライオンズの試合を中心に放送! 今シーズンも「吼えろ!ライオンズ 叫べ!文化放送ライオンズ…