海外旅行が事実上の解禁! 旅行業界、水際対策の緩和でインバウンド期待もコロナ第7派を注視
5月18日放送の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、コロナ禍の行動制限がなくなり、海外旅行が事実上解禁となったことについて番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが水曜コメンテーターの経済アナリスト、森永康平氏に意見を求めた。
パリピ属性の人たちは早くも海外旅行の写真を公開
今年のゴールデンウィークは政府が3年ぶりに行動規制をなくしたことで、海外旅行が事実上の解禁となり、海外で過ごす旅行者の姿が久しぶりに見られた。
旅行各社では海外のパッケージツアーを再開。注目されたのが、海外旅行の代名詞的存在であるハワイだ。ただ、旅行各社の国際線の予約数は前年に比べて数倍に膨らんだものの、コロナ禍以前と比べるとまだ2割程度にとどまる。
観光業界も、今夏に海外旅行の本格復活を見据えてはいるが、外国人観光客によるインバウンド需要については依然として諸外国より厳しい入国規制が敷かれ、足かせとなっている。政府は6月から1日あたりの入国者数の受け入れ上限を、今の1万人から2万人に緩和することを検討している半面、国内では新型コロナウイルスの感染第7波への警戒もあり、旅行業界は連休明けの感染状況が明暗を分けると注視している。
このニュースに、森永氏は「SNSを見ていると、最近は海外に行く人が増えているなという印象です。僕の友達は2つに分かれていて、僕含めいわゆる陰キャ(後ろ向きな人々)と呼ばれる方々は海外旅行には行っていないですが、パーティーピーポー属性の人たちは早くも海外に行っている写真を公開していたので、一時期に比べると(海外旅行に)行く人は増えたなという印象です」と、動向を分析。
さらに、「しかし2020年からずうっと続いてきて、今が第何波なのかもはやカウントするのを忘れてしまうくらい続いていますね」と、森永氏はその時間の長さに驚きをみせた。
一方、寺島アナはコロナ禍の第7波について医療体制を心配した。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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