建設DX銘柄で史上初の東証マザーズに上場!スパイダープラスってどんな会社?
5月16日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、ゲストに2021年に建設DX銘柄で、世界初・史上初の東証マザーズに上場したスパイダープラス株式会社の代表取締役社長兼CEOの伊藤謙自さんをお迎えし、事業内容などについて詳しくお話を伺いました。
そもそもスパイダープラス株式会社は、1997年に保温断熱工事を行う「伊藤工業」を創業。自身の現場経験から建設業の仕事に対して、ふと感じた疑問をきっかけに、2011年に建設業向け管理・情報共有アプリ「SPIDERPLUS」を開発、リリースしました。そして2020年、スパイダープラス株式会社へ商号を変更。2021年には、建設DX銘柄で、世界初・史上初の東証マザーズに上場し、建設テック系のスタートアップ企業として注目されています。
松井佐祐里アナ「事業内容を詳しく教えてください」
伊藤謙自氏「当社は図面の管理とか今までペーパーで現場の管理は行われていたんですけど、それをペーパーレスにするというところ。さらに、現場監督さんが現場で得た情報というのを職人さんだったりと共有して、帳票とかを一括で出力してというところで、省人化や生産性の向上を我々のプロダクトによって解決していく。まだまだ発展途上ではあるんですけど、そういった分野で活用いただいているビジネスとなっています」
L is B代表・横井太輔氏「現場のいろんな情報がSPIDERPLUSに集まってくるというイメージですかね?」
伊藤「そうですね」
松井「アプリのSPIDERPLUSの特徴を教えてください」
伊藤「我々コーポレートアイデンティティでもある&Co、ともにということなんですけど、SPIDERPLUSを開発してきていろんな会社と共同で色々な機能やオプションを作ってきた。お客様でありパートナーであるという所が我々の特徴であり、強みだと思います」
横井「SPIDERPLUSにカスタムができるイメージですね」
松井「継続率が99%以上ということですが、これはどう分析されてますか?」
伊藤「我々、サポートという所に力を入れてまして、電話の対応で言うと毎日100件200件の電話がサポートセンターにかかってくるんですね。クラウドの特性として同じ図面を見ながらお客様がわからない所をすぐに答えられるんですね。ここは1つ大きな所です。後は、カスタマーサクセスがさらにこうやって使ったら便利ですよというような勉強会を年間2000回以上行っている。そこが継続率につながっているんじゃないかと思います」
横井「2000回って365日で割っても、すごいですね」
松井「ユーザーからはどんな声をいただきますか?」
伊藤「やっぱり残業時間が減ったという声をすごくいただいています。SPIDERPLUSマスターみたいな方が会社の中にいらっしゃると、月に40時間減ったという声も。自分たちがやるべき仕事を他の仕事に当てられるので、生産性が上がる。平均しても20時間程度削減したという回答もいただいています」
松井「最後に、伊藤さんが目指す理想の働き方は?」
伊藤「楽しいに尽きると思っています。日本中どこに行ってもSPIDERPLUS使ってるってなったら、うちの社員は絶対楽しいはずなんです。自慢したくなるし、人にも言いたくなる。そこってすごい楽しいし、一番面白いと思います」
「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…