「あなたの肩を何度も揉んでます」日本一のパラアスリートに言われた一言に笠井信輔が仰天!
以前の番組でもおなじみの笠井信輔さんが5月16日の「くにまる食堂」にご来店。前と同じようにエンタメ情報を伝えてもらうはずでしたが、遭遇したばかりの意外なエピソードトークが大いに盛り上がりました。
笠井信輔「先日、東京都の都民体育大会と障害者スポーツ大会の開会式の司会をしたんですよ。邦丸さん、都民体育大会ってご存知?」
邦丸「いや、分からない。」
笠井「僕も知らなかったんですけど、東京には、23区や町田・八王子・三鷹の市など全部で五十以上の自治体があって、1万人が参加する自治体対抗の運動会をやってるんです。東京都で最大級のイベントなんですよ。だいたい毎年3000人ぐらいが開会式に集まっていたんですが、コロナで2年間中止になっていました。それが3年ぶりの開会式をしたんですが、とは言ってもやっぱり1割、300人ぐらいしか集まれないんですよね。各自治体の代表の人達が東京体育館に来て入場行進とかやるの。本当にオリンピックの入場行進みたいなんですよ。」
そのときに東京都障害者スポーツ大会の開会式も合同で行われ、交歓プログラムのゲストにはアスリートの第一人者が招かれたという。
笠井「卓球の水谷隼さんがデモンストレーションをやって、そしてもうひとかた、走り幅跳びのリオデジャネイロパラリンピックと東京パラリンピックに出場した、日本代表の高田千明選手が、全盲でスポーツをするプレゼンテーションをしてくれることになっていました。わたしは高田さんを存じていたものの初めてお会いするので、挨拶をして「とくダネ!に出てました。」みたいな説明をしたんです。そうしたらリハのあともう一回打ち合わせでお会いした時に高田さんから「わたし、笠井さんにお会いしたことがあるんです」って言われたの。こういう仕事してると、たまに前に会ったのに忘れちゃってる事ってあるじゃないですか。「ごめんなさいどこでお会いしました」って聞いたら高田さんが「実はわたし、フジテレビのマッサージルームで働いていて、何度も笠井さんの肩を揉みました」って言うの。もう「え~っ!」って驚いて。」
邦丸「そもそもフジテレビにはマッサージルームなんかあるんだ?」
笠井「業績のいいときは福利厚生であったんです。」
2人(笑)
笠井「そこにははじめ全盲のマッサージ師の方が一人いて、そのあともう一人「安藤さん」という方がいらしたんですけど、それが高田選手の旧姓だったんです。今から15年ぐらい前かな。僕は当時、本当にショートスリーパーで毎日眠くて、健康相談室の隣にあるマッサージルームに予約して通ってたんですよ。30分1000円ぐらいだったかな。安藤さんによく揉んでもらってたわけ。でもその安藤さんが、結婚されて、子供を産んで、パラリンピックの日本代表になって、全盲障害者クラスの走り幅跳びと100mの日本記録保持者になっているなんて想像つかないじゃないですか。」
邦丸「笠井さんの肩を揉んでたフジテレビ時代に、高田さん、旧姓安藤さんはスポーツをしてなかったの?」
笠井「ちょうど始めようかと思った頃だったんだって。今から15年ぐらい前の若い頃だったので、マッサージしながらスポーツをやってみようかなって。だからパラアスリート日本記録保持者の高田さんに、フジテレビの局員は何人肩を揉んでもらっていたか、全身を診てもらっていたか、みんな知らないでしょって思ったの。」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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