中元「プライドって自分を高みに連れて行ってくれる、エネルギーにもなる」中元日芽香、高いプライド故の不安に寄り添う

志望した大学でなかったこと、両親への金銭面の負担など、自身が頑張らなければいけないという思いの強さから2年連続学年1位になったという相談者。その成功体験からプライドが大きくなり、もしも1位じゃなくなったら、というプレッシャーを感じてしまうことがあるという。

また、1年目はリモート授業が多く、それも成績1位の要因かもしれないと話した相談者だが、逆にコロナのリモート期間で、一人でいることへの耐性が減ったという。そこに、もしかしたら求めていることがあるかもしれないと中元は指摘する。

「人とのつながりとかちょっと頼りたいみたいなところ。抱え込んでしまっているところがあると思う。フラットな状態で思ってることを誰かに共有とかできたらちょっと楽になりそう。大学の同級生は難しいなって思うかもしれませんが、例えば高校時代の友人であるとか、あとはゼミの先生とか、仲の良い教員の方とか。近くにお話できる方がいると、自分に対して厳しすぎるところをそんなに頑張りすぎずにねー、っていう誰かの言葉があるだけでちょっとこう緊張感が緩むような気がする。意識的に人に頼るようにしてみることも時には大事なんじゃないかなって思う」

相談終了後、中元はプライドについてこのようにまとめた。

「プライドが高いこと、高くなっている自分に対して、葛藤を感じていらっしゃるというようなことでしたけれど、プライドがあるからこそ、勉強頑張らなきゃにつながったり、これから就活頑張らなきゃであったり、周りからこういう振る舞いの人って思われたいと思ったり。プライドって自分を高みに連れて行ってくれる、エネルギーにもなる気がするので、プライドとの付き合い方みたいなところは、考えていけたらいいのかなって思いました」

『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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