トップ映像クリエイター・針生悠伺のMV制作方法に高橋優も興味津々!

トップ映像クリエイター・針生悠伺のMV制作方法に高橋優も興味津々!

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4月19日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストは、映像監督の「針生悠伺(はりう・ゆうじ)」さん。月曜日のゲスト、ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz(シットキングス)」のshoji さん、NOPPO さんからご紹介された針生さんは、任天堂のゲームのCMやミュージックビデオ(以下MV)、テレビドラマのオープニング映像など様々なジャンルの映像を手掛ける人気クリエイター。高橋優さんとは同い年の38歳ということで、クリエイター同士で熱く共鳴した。

高橋優「針生さんはいつから映像の世界に行こうと思ったんですか?」

針生悠伺「僕が大学の時、20歳ぐらいの時にクラブイベンドで流すVJっていう映像をやっている友達に『ちょっとやってみない?』って言われたので手伝って、そこからやり始めたんですけど、自分の作品も作っていくうちに、こういう仕事って、どうやったら本職に出来るんだろうなって思い始めて、色々探しているうちに、当時CSの「MTV」ってチャンネルがインターンシップの募集をしていたのを友人が教えてくれて」

「MTVチャンネル」の「ジャッカス」という番組が大好きだった針生さんは、MTVに応募し、見事採用されたというが、最初は映像の部署では無くマーケティング部のリサーチをする部署に配属されたとか。

針生「ある時MTVの映像コンテストみたいなのが行われていて、こっそり応募したら6個選ばれる中の6番目にギリギリ入れて貰えて、それで『あれ作ったの僕なんです』って(笑)」

高橋「ああ、こっそり応募したから。結果が出てからまわりに『あれ俺なんだよ!』って」

針生「そうなんです。そのマーケティング部の先輩にいったら、映像の部署を紹介していただいて、その後映像の部署でのインターンシップをやらせていただいて、アルバイトして、社員にして貰ってっていう風に、映像のディレクションの仕事に繋がっていったんです」

坂口愛美アナ「そこからのスピード感が凄くて、2007年に映像のディレクションを始められたということなんですけど、2010年にはMTVのビデオミュージックアワードジャパンの総合クリエイティブディレクションをされていたんですよね?」

高橋「レディー・ガガさんとか、少女時代とか、名だたる方々が出演されてる、そのイベント全体のクリエイティブを」

針生「そうですね。MTVの僕の先輩の木津監督という恩人がいるんですけど、その方がMTVビデオミュージックアワードの2006年の担当をされていて、そこの会場で流す映像を少しだけ手伝わせていただいて、そこにマイケル・ジャクソンが来ていて、僕はそれでビックリして感動して、『こんな世界があるんだ!』と思って、そこからミュージックビデオアワードを目指してやり始めたって感じですね」

高橋「すごく映像での活動が多岐にわたるじゃないですか。それぞれの映像によってやり方って違うんですか?」

針生「MTVの映像を作った後はMVもやらせていただいてて、両者は近いような感じがしますが、MTVの映像ってどういう演出をするか考えてから、映像と音楽を同時に考えて行くんですけど、MVの場合はアーティストの方の音楽があって、どういう映像にしていくか考えて行くんで、考え方のルートが違うので最初凄く混乱して『どうやって考えればいいんだろう?』みたいな。MVをやるのは自分的には難しかったんですけど、音楽の企画の根本になっている制作者とどういうイメージで作ったかとかをしっかり対話して、そこから広げていくことで『ああ、出来るんだな』と」

高橋「今ってね、ちょっと前までは音楽が流れる場所がラジオだったり、テレビの音楽番組で生で歌っているとかから始まったりするでしょ。今は大体MVからなんですよ。MVを観て、曲のイメージがついて、じゃあダウンロードして聴こうかなっていう順番の人が増えているんですよ、YOUTUBEとかあるからね。だからミュージシャンにとっても、前よりも今の方がMVに力を入れている人が超いっぱいいると思うんですよ。やっぱり大切だし、曲のイメージも植えつけられるというか、そこから広がるものがあるしね」

自身もMVの主役として出演することが多いだけに、高橋さんも針生さんが披露する制作の方法に大変興味深く耳を傾けていた。今回の出会いがきっかけになって、また新たな世界が広がるかも?

 

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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