【西武】18年ドラフト同期の松本×牧野バッテリーで白星「牧野も頑張っているので負けないように」

西武の松本航投手（25）が本拠地今季初登板を2勝目で飾った。

「過去2試合、初回でやられていたので、そこはしっかり気合入れて強く腕を振って投げようという想いで投げました」と初回から力強い直球に緩急を交えて、日本ハム打線を3回までパーフェクト。石井には2ランと適時打を浴びたが、7回を3失点にまとめ、勝利の方程式にバトンを渡した。

「もう素晴らしかったですよ。次にまた本当に大きく期待したいなという気持ちの出るようなピッチングだったと思います」と辻監督。文化放送で解説を務めた笘篠賢治さんも松本の真っ直ぐの強さを称賛し、「リードしている展開でしっかり次に繋いだ」と評価した。

この日、バッテリーを組んだのは同期入団の牧野だった。試合前練習時には松本が牧野に歩み寄り、入念に話し合う姿もあった。「方向性をしっかり話し合えたのであとは信じてしっかり投げようと思って投げました。牧野と組めて勝てたのはすごい嬉しいですし、牧野も頑張ってるので自分も負けないように頑張っていきたいと思います」と松本。4学年年下の同期の活躍も投球の活力に変え、2人で白星を手にした。