【西武】若林楽人が二軍で2打席連続弾！！「手応えはメチャクチャよかった、大胆に振れている」

左膝手術からの復帰を目指す西武の若林楽人選手（23）が6日、CAR3219フィールドで行われた日本ハムとのイースタンリーグ公式戦で2打席連続本塁打を記録した。

「今日バッティング練習で取り組んだことを、そのまま試合の成果として出せたことが良かったです。手応えはメチャクチャよかったです。しっかり振り切れることが長打に繋がると思うので、大胆に行けていると思います」

1番・中堅で先発した若林は3回の2打席目にカットボールを左中間へ運び、今季1号ソロ。5回の第3打席にも高めのカットボールを今度は右方向に弾き返し、2号ソロを放った。

ルーキーイヤーの昨年、わずか44試合で20盗塁をマークした若林。同年5月30日の阪神戦で「左膝前十字靭帯損傷」の大怪我を負ったが、厳しいリハビリを乗り越え、今年2月20日の練習試合から実戦に復帰した。膝のケアを第一に、気温の低さや溜まった疲れを考慮して、3月中旬から約10日間は試合から離れたが、「それらを一度経験してまた出られているという感じです」と3月29日から再び実戦に復帰。6日は24日ぶりのフル出場を果たし、4打席で2本塁打、1四球と手応えをつかんだ。

「試合勘というか、試合の中での身体の準備やバッティングを重視して練習しています」と、今は一軍で試合に出続けるために日々テーマをもって取り組んでいる。ルーキーイヤーに強烈なインパクトを残した若林の完全復活が、故障者に苦しむ西武の浮上のカギになるかもしれない。