核共有論に大竹まことが持論「日本だけの判断で核が使える?絶対に使えない」
3月16日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて与野党で持ちあがる核共有論について、大竹が持論を展開した。
砂山アナによると、核共有論について、東京新聞では『非核三原則は被爆国の重い国是』として、ロシアのウクライナ侵攻を機に、日本の抑止力を高めるとして、米国の核兵器を日本国内に配備して共同運用する「核共有」導入の検討を求める声が与野党から上がっていると伝えた。
大竹は、このニュースに対してこのように持論を展開した。
「この話がどう進むのかはわからないから、個人的なことを言うと日本は広島と長崎で何十万人という一般市民が一瞬のうちに命を無くした。(広島9万人、長崎5万人)戦後70年以上たっても、まだその訴訟問題があって、黒い雨訴訟に関しては、やっと解決の糸口が見えたと裁判所が言って訴訟を認めた。70年経ってだよ?その他にも、体内被曝とか結婚の問題とか、いわれのない差別もたくさんあった。一つの原子爆弾が70年以上その国に影を落とす。日本が、核を持つということは核ドミノがはじまる。そうすると、抑止力と言いながらロシアは使うと言っている。世界各国に核が散らばって、どこかの国が核を使うと、どこかに広島長崎の様な都市が生まれるということになる。そんなことを世界は止めなくちゃいけない。今、日本がどうなっているかというと、日本はアメリカの核に守られている。じゃあ、核を共有したとして、日本だけの判断で核が使える?絶対に使えない。使わせない。今の状況と持った時の状況は何が違うということも問題」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。