ニッチな分野で「世界初」を連発!~キャスコの「楽しいゴルフ」宣言
30年を超えるコンサルタント歴の中で8000社を超える企業を見てきたNIコンサルティング代表の長尾一洋さんが、あるときは「孫子」の智恵を応用し、またあるときは「経営者としてのこれまでの経験」をもとにビジネスシーンでの課題をコンサルティングしていく番組・文化放送「孫子であきない話」(月19:30~20:00)
3月14日(月)は、今年で創業から63年目を迎えたゴルフ用品製造販売のキャスコ株式会社より常務取締役・福岡正記さんにお越しいただきました。
コロナ禍の中でゴルフ人気が一層高まっています。これまでにも何度かゴルフブームはありましたが、今回の大きな特徴は若い女性ゴルファーが増えたこと。実際、練習場でもゴルフ場でも、若い女性の姿を見ることが増えました。
香川県さぬき市に本社を構えるキャスコは、商品開発から製造・販売までを一貫して行うゴルフ用品メーカーです。社是として「楽しいゴルフ宣言」を掲げ、一日でも長く楽しくゴルフを!を合言葉に商品開発を行っています。大きな特徴は、女性やシニアにも楽しんでもらえるような商品ラインナップ。他社がプロゴルファー目線の商品開発をメインに行っているのに対して、常務の福岡さんいわく「ニッチなところ」を狙って、次々と新商品を開発。多層構造のボールなど、「世界初」も連発しています。蛍光色が美しいだけでなくよく飛ぶことでも評判の「キラ」シリーズのボールは、もともとは緑内障の方からの「グリーン上でボールが見えにくい」という困りごとを解決するために考えられました。また、アプローチやバンカーが苦手な方のためのドルフィンエッジシリーズやパターが安定する「赤パター」など、どれも、使ってみたらさらに楽しくプレイできそうなものばかりです。
コロナ禍で追い風の吹くゴルフ業界ですが、仕事そのものへの影響はどうなんでしょうか。営業本部部長として全国に散らばる営業拠点を統括している福岡さんいわく「やはり、環境は大きく変わりました」。現在、営業担当者はほぼ自宅からの直行直帰となり、出社して顔を合わせるのは月に数回程度。本来、営業職は、OJTと呼ばれる現場でのトレーニングで鍛えられていくものですが、それが難しくなりました。
とはいえキャスコでは、以前から導入していたSFA(Sales Force Assistant=NIコンサルティングの提供するサービス)を活用することで、離れた拠点間であっても営業スキルや顧客情報を即時共有。日々蓄積される情報のおかげで営業だけでなく企画・開発・生産などあらゆる部門でのレベルアップを実現できているそうです。
今回キャスコ福岡さんのお話しを伺って、孫子兵法家でもあるパーソナリティ長尾さんの頭に浮かんだ孫子の言葉はこちら。
「兵の勝は実を避けて虚を撃つ。」
(敵の兵力が充実したところを避けて、手薄のところを攻めるのが勝つための常道である)
キャスコが提供するゴルフ用品で、一日でも長くゴルフを楽しめる人がどんどん増えていきますように。
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