素人でも夢の印税生活ができるかも!? 画期的なサービスをサキドリ

素人でも夢の印税生活ができるかも!? 画期的なサービスをサキドリ

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文化放送「ニュースワイドSAKIDORI!」で毎週月曜日にお送りしているコーナー「サキドリ最前線」。3月7日(月)の放送では、吉田愛梨レポーターが、誰でも自由に本を作って出版ができるというサービス「Booko」(ブッコ)を紹介した。

「Booko」を立ち上げたのは、大手出版社に勤める、現役の編集者の長谷川恵子さんだ。
長谷川さんは、シリーズ累計546万部を突破した大ヒットレシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』の仕掛け人でもあり、これまで20年以上にわたって、実用書を中心に、エッセイやビジネス書など、250冊以上もの書籍を担ってきた。
「著者の実績は?」「フォロワーの数は?」「需要はどのくらいあるの?」などという出版社の基準でふるいにかけてしまうと、出版できるのはごく一部だ。長谷川さんは、埋もれている凄い作家が大勢いると感じ、勿体ないという思いも経験してきたと言う。
そこで、持っているスキルをお金にするツールとして、誰もが自由に本を作れる環境を作りたいと、Bookoを立ち上げた。
Bookoには、テンプレートに従いながら、写真を挿入したり、文を入れていくと、印刷用のPDFデータが出来上がるようになっている。テンプレートは第一線で活躍するデザイナーによるものばかりで、本の余白など基準を理解していなくても、仕上がった時に美しい物が出来る。料理、人文、ビジネスなど、5種類のテンプレートは無料で使うことができ、更にデザインを凝りたいという人には、有料のテンプレートも追加される予定だ。
このBookoで作った印刷用データを持って、印刷所に行くのも良いが、Amazonの独自のサービスで、POD(プリント・オン・デマンドサービス)というものがある。Amazonで販売し、注文があれば、印刷された本が読者に届き、著者に印税が支払われる仕組みだ。印税生活も夢ではないかもしれない。
しかし、いざ本を書こうと思っても、何をテーマにしたら良いのかわからないという場合もあるだろう。長谷川さんに聞くと、例えば、コロナ禍で営業自粛をしている飲食店では、人気メニューのレシピ本を作ったり、毎朝家族に作り続けているお弁当を載せたり、更にはもっと気軽に我が子自慢やアイドル愛など、何でも良いのだと言う。「誰でも書けることは必ずある!」と心強い言葉をいただいた。


「Booko」は、5月からサービス開始予定だ。詳しい情報は、クラウド・ファンディングの「CAMPFIRE」の「Booko」のページから詳しい情報が見られる。クラウド・ファンディングはまもなく終了だが、好きなテンプレートで、60ページまでの本が作れて、5,000円、300ページまでが10,000円と、まさに破格のリターンも用意されている。
普段、SNSに載せているような事や、日記につけている事など、何気ない日常の中に、ネタのヒントがあるかもしれない。早速、ネタ探しを始めよう。

『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI』は平日午後3時30分~5時50分、文化放送(AM1134KHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。
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