世界の歌姫“シーア”が実体験を基に自ら創りあげた映画がついに公開。池田エライザが魅力を熱く語る!
文化放送「ニュースワイドSAKIDORI!」で毎週月曜日にお送りしているコーナー「サキドリ最前線」。21日(月)の放送では、吉田愛梨レポーターが、シンガーソングライター“シーア”の初監督作となる映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』について、シーア同様に女優、監督、歌手として幅広く活躍する池田エライザさんのインタビューと共にご紹介した。
シーアは、ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として、世界的注目を集めるシンガーソングライターだ。
この映画は、シーアが、恋人との死別、薬物やアルコール依存、自殺未遂など壮絶な人生を送ってきた自身の体験を基に、初めて映画監督をつとめ、原案・脚本・製作まで手掛けた渾身の作品だ。
物語は、マディ・ジーグラー演じる自閉症の少女ミュージックが祖母と同居し、生き生きと暮らすシーンから始まる。ある日、祖母が亡くなり、主人公のケイト・ハドソン演じるアルコール依存症の姉ズーが、ミュージックの元を訪れ、しばらくぶりに一緒に暮らすことになる。最初はミュージックとの生活に戸惑っていたズーだったが、アパートの隣人エボが優しく手を差し伸べてくれたことで、自分の弱さや苦悩と向き合っていく内容だ。
映画の途中では、何度かミュージックの頭の中での妄想が、カラフルでポップなミュージックビデオのように描かれている。タイトルにあるように、まさに音楽に満ち溢れた力強い作品で、シーアは映画のために12曲の劇中歌を書き下ろしている。主題歌の「Together」という曲は、キャッチーなサビが印象的で、聴くとつい身体を揺らしたくなるような音楽だ。
その日本語版のカバーソングを池田エライザさんが歌っている。池田エライザさんは、「日本訳を読んでみると、日本語が持つ柔らかさ、美しさを感じる歌詞だったので、私がやるべき事は、言葉に向き合って、この曲を聴いてくれているその先にいる人たちの心にすっと馴染む歌になるように向き合い、この作品に賛同することなんだなと思った。」と話す。
池田さんは映画について、「登場人物のミュージックの頭の中では、いつも様々な見てきたシチュエーションが音楽になる。どれも希望にあふれていて、普段は見逃しがちな事にワクワクできる力や、ぼーっと生きていたら気が付くことができないような世の中の美しさに改めて気付かされる音楽で溢れている。物語と同時進行で音楽が入ってくる特殊な構成の映画だが、個人的には、ミュージカルよりも、この形式の映画のほうがすっと馴染む気がした。」と語った。
孤独に生きる女性が明日への希望を見出すまでを描いた映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』は、2022年2月25日(金)公開だ。
今まで味わったことのない映画体験ができるシーアの音楽と幻想的な映像美の世界をぜひ堪能してほしい。
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