世界一長い首都名変更 バンコク(タイ)の正式名称はクルンテープ・マハナコーンに
タイ政府は首都バンコクの英語名称を「Krung Thep Maha Nakhon(クルンテープ・マハナコーン)」に変更すると発表。世界で最も長い首都名とされていた正式名称を変えたタイ政府の思惑について意見を交わしました。
名称変更のウラには政治的思惑が?
このニュースを受けてタイ市民らには困惑が広がっている。タイ語でバンコクを示す「クルンテープ」はタイの人々には浸透しているが、国際的には「バンコク」の認知度が高く、混乱が予想される。
「クルンテープ・マハナコーン」は「天使の都」や「大都市」を意味する言葉とのこと。元々バンコクの正式名称はタイ語で100文字を超え、世界で最も長い首都名とされていて、「クルンテープ・マハナコーン」はその最初の2つの言葉にあたる。タイの人々の中では省略して「クルンテープ」と呼ぶのが一般的になっている。
タイ政府は「ちょっとした調整である」として従来通り「バンコクも使用できる」と説明している。
「これ、どうですか、会田さん?」と寺島アナは苦笑い。対して会田氏は「やっぱり馴染みがないですからね…」と言葉を濁したあと「両方を使用するとなると、なかなか国際的には広がらないと思います。タイは政治が混乱をしていましたので、こういうところで何らかの方策を出してきているんだと思います」と意見を述べた。
「気分を変える意味で、首都の呼び方も変えてみようか、っていう感じなんですかね。クルンテープも知りませんでしたからね。(中略)私が小さい頃にセイロンっていうところがあって、ここが国名を変えたことがあって、国の名前とか変わるんだって思いましたけど、やはり世界を見渡してみると変わる時があるんですね」と寺島アナが素朴な感想を漏らすと「ありますね。ミャンマーもビルマでしたからね」と会田氏が冷静に指摘して、この話題を終えた。
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