SHOCK EYE(湘南乃風)「僕が音楽やメンバーに出会い、“歩くパワースポット”に至るまで」
2月3日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)に“歩くパワースポット”の異名を持つ湘南乃風のSHOCK EYEさんが2度目のご出演。ご自身が音楽と出会い、湘南乃風を結成するまでのお話や、“歩くパワースポット”としての立場で撮影された話題の最新刊についてのお話もたっぷり伺った。
野村邦丸アナ「『湘南乃風』は若い頃はヤンチャなお兄ちゃんが音楽に出会って結成したバンドっていうイメージを持つ方も多いと思うんですが、少年時代のSHOCK EYEさんは、全然違うんですよね?」
SHOCK EYEさん「そうですね、厳格な家に育ちまして、それもあって思春期は反抗して、皆さんのお持ちな『湘南乃風』のイメージに沿ったような生き方をしていました。高校2年生の時に大人に反抗したりして、学校をクビになってしまうんですね。この時は小学校から受験勉強して、やっと入った進学校でもあったんで、これからの人生どうしようかみたいな感じで、家族全員のトーンがドーンと落ちて……ただ、まあ起きてしまったことはしょうがないから、大検を取る予備校に通い始めました」
邦丸「で、その予備校で出会ったのがHIP HOPだったと。これ、友達がやってたんですか?」
SHOCK EYE「生徒の中ですごくオタク的な気質の人がDJをやってて、その人と仲良くなって聞いたらHIP HOPって音楽をやってるんだって感じで。初めてそれを聞いてのめりこんで」
その後SHOCK EYEさんは友達に誘われて何となくジャマイカ旅行をし、そこで出会ったレゲエミュージックが将来を大きく変えたという。
SHOCK EYE「まさにここからぐらいかな?自分の仲のいい友達たちが結構本気でプロになろうとしていたのが大きくて、それについて行きたい、ここに居たら面白いことが出来るんじゃないかとか、面白い毎日が続いて行ったらいいなっていう感覚で音楽を勉強しました」
邦丸「『湘南乃風』を結成したきっかけは?」
SHOCK EYE「20歳ぐらいからHIP HOPからレゲエミュージックに転向して、2~3年後ぐらいに全然違うエリアで音楽活動をしていた今のメンバーと出会い、気付いたら一緒に活動するようになったっていう流れですね。レゲエが繋げてくれた感じです」
邦丸「『湘南乃風』っていうグループ名は誰が決めたんですか?」
SHOCK EYE「自主で作っていた作品の中に『湘南乃風』っていう曲があったんです。湘南から風吹かすぞっていう歌だったんですけど、それは僕ら4人の曲じゃなくて、その時に居たメンバーの曲で。それが曲のタイトルなのに、僕らが『湘南乃風』って言うグループだと思われちゃったんです。僕らはカッコいい横文字の名前を考えていたんですけど、プロデューサーからは『湘南乃風が一番いいじゃん』って」
そんな湘南乃風は、ニューシングル「風乃時代」を今年1月7日に配信リリース。コロナ禍などでここ数年苦しんだグループや、音楽業界の再起を促すような力強い曲。
一方、10年程前から“歩くパワースポット”としても人気を博しているSHOCK EYEさんは去年12月1日に新刊「待ち受けにしたくなる」を講談社から発売した。著者本人が自慢のカメラを手に、全国各地のパワースポットを巡って撮影したという、大変貴重な写真集。
邦丸「この本を読ませていただいて、全国各地の馴染みのある神社の写真が多いんですが、ここに書かれているSHOCK EYEさんの文章がいいねえ。俺結構好きなのは『神社に行く時に大切なのは服装よりも心が正装であること』」
SHOCK EYE「僕も信仰とか強くあるわけじゃないんですけど、人にとって自分を信じること、自分を見つめること、人に対して愛を持って接することなどは信仰を飛び越えてもっと先の人としてあるべき姿ですよね。神社に行って境内に入ると自然に背筋が伸びて、誰かに言われてやるわけじゃなくて、自戒をして作る時間っていうのが、僕にとってはすごく大切だなって。やっぱり心が正装であること、見栄えだけカッコつけても心が正装でなければしょうがないし、逆に言えばどんな服装、どんな身なり、どんな風貌をしていようが、心が正装であればそれでいいんじゃないかって言うことを神社巡りの中で感じましたね」
まさに“歩くパワースポット”そのままのSHOCK EYEさんのまっすぐでけがれの無いトークに、出演者・スタッフ一同清らかな気持ちになった。
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。伊藤惇夫氏はコメンテーターとして毎週木曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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