角川春樹がゲスト出演! 獄中の読書経験、闘病、倒産危機…数々の試練を乗り越えた理由は? 〜1月20日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
1月20日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、映画監督&プロデューサーの角川春樹さんが登場。『最後の角川春樹』(著・伊藤彰彦/毎日新聞出版)を紹介しながら、ご自身の人生についても詳しく語った。
映画『犬神家の一族』『人間の証明』などの宣伝を、テレビCMでおこなった角川さん。
公開当時、テレビは映画の宿敵とすら呼ばれる存在だった。
角川「流行語になった『読んでから見るか、見てから読むか』というコピーも私が考えました」
大竹「すごい言葉ですよね」
かつて角川さんは、麻薬取締法違反などにより収監されていた。
番組では、当時の様々なエピソードも語られた。
大竹「著書には『収監中は俳句があったからここまで来られた』とありましたが」
角川「その通りです。あとは読書ですね。私は読書量がものすごくて、今でも年間360冊は読んでるんですよ」
収監中に所有していた本は、『日月神示』(著・岡本天明)と、自社編の辞書と俳句歳時記の3冊。
刑務作業が終わったあとは、テレビはまったく観ずに本を読み続けた。
角川「医療刑務所に入っていたときは、労働を気にせずに本を読めました。俳句も一番作れた時期です。ただ医療期間中なので、読書はベッドの中だけでした」
当時胃がんと腸閉塞を患い、更に自分の会社は倒産しかかっていた。
大竹「お見舞いの方に『たかが刑務所、たかが胃がんじゃないか。そんなことでいちいいち驚いていたら、存分に生きることができなてじゃないか』と言ったそうですね」
角川「こんなものは乗り越えられない試練じゃないと思ったんです」
大竹「普通の人はめげてしまうんじゃないですか?」
角川「それでは角川春樹ではないですから」
角川さんの不屈のコメントに、スタジオは圧倒されていた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。