ドラマー 神保彰の「ずっこけビート」に武田真治・岡部磨知がタジタジ!?
毎週火曜、夜9時から放送している「楽器楽園~ガキパラ~ for all music-lovers -」。
1月4日の放送は、日本を代表するドラマー・神保彰さんが出演しました。
先月、ニューアルバム「SORA」と「アメアガリ」を2枚同時リリースしました。今回、注目したのはこのアルバムでも披露している奏法。神保さんは「ずっこけビート」と呼んでいて、2で割れる音符と3で割れる音符を共存させるというものです。実演して頂くと、一見、BPMが早くなっただけのように聴こえますが、実はBPMは変わっておらず、神保さんの説明にMCの武田真治さんと岡部磨知さんも「頭では理解できるんだけど、耳で聞くと難しい!」とタジタジ!
この奏法を思いついたのはコロナ禍でリモート録音が増えている中、せーので生まれるグルーヴに期待ができないことがきっかけだったそうで、「こうやってずっこけていけば、リアルタイムではないけど違うケミカルが起こるのではないか」と思って始めたそうです。今となってはずっこけがないと満足できないそうですよ(笑)
最後は、このずっこけビートに合わせてジャムセッション! どんな演奏になったのかはぜひradikoでお聞きください。来週は、2枚のアルバムについて、さらに深堀していきます。
みゅ~ぱらのコーナーには、桑田佳祐さん、福山雅治さん、星野源さんなど、錚々たるアーティストのライブやレコーディングに参加しているサックス奏者の鈴木圭さん。岡部さんのアルバムや、武田さんが出演するミュージカルでも演奏も担当する第一線で活躍するプレイヤーです。
今回は、鈴木さんのスタジオミュージシャンとしてのお仕事についてお話を伺いました。元々は4歳からピアノをしていて、中学生からサックスを始めましたが、本気で取り組んだのは高校生のとき。その後、鈴木さんの師匠がスタジオミュージシャンをしていたのがきっかけでこの世界に入ったそうです。多いときは1日に2~3曲のレコーディングが1週間続いたこともあり、「そのときは全然覚えてないです(笑)」と笑顔でお話してくれました。
レコーディングのお仕事で求められるスキルは、楽譜からいかに作曲家の求めているものをくみ取っていち早く形にすることができるかなんだそう。今年は自分のライブもやっていけたらと抱負も語ってくれました。
最後は、鈴木さんの愛用サックス、銀メッキの「YAMAHA YTS-82ZS」で、ビリー・ジョエルの名曲「Just the Way You Are」を生演奏してくださいました。
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