放送作家・オークラが「新しくやりたいコント」とは? 東京03、バナナマンらと作り出したコメディの歴史 〜12月23日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
12月23日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、放送作家のオークラさんがゲスト登場。自著『自意識とコメディの日々』(太田出版)を紹介しつつ、大竹まことや光浦靖子らと、昨今のお笑いやテレビについても語り合った。
オークラさんはかつて「細雪」というお笑いコンビで活動していた。
光浦「私見たことありますよ『細雪』。若手でああ面白い〜って思ったこと覚えてます」
大竹「お笑いをやっていたのはいくつくらいの時ですか?」
オークラ「20歳からピン芸人をやっていて、21歳でコンビ結成して、23歳くらいで辞めちゃったんです」
その後放送作家に転身。
12月3日には、初の自伝『自意識とコメディの日々』(太田出版)が発売された。
大竹「バナナマンとかと一緒にやってきて。今売れてる芸人は、ほとんどオークラさんとは関わらずにはいられないもんね」
光浦「一世代を作った人になっちゃう。カルチャーというか、コメディの歴史の中に登場する人」
オークラさんは恐縮しつつ、「シティボーイズが作ったような、80年代から90年代にかけて作ってきた東京のライブシーンを作ろうと思って。当時はテレビが『電波少年』とかああいう時代で、テレビに出たかったら若手芸人は言うようにしろというようなイズムがあったじゃないですか。それを否定しているわけじゃないけど、僕らには出口が全然なくなってしまって。だったらライブに出るしかないと。志を同じにする人たちと出会って、そういうシーンを作れたんじゃないかなと思っています」と力強く語る。
そして新しくやりたいことについて――
オークラ「オンラインに特化したコントライブを作れないかなと思って。まさしく先週、東京03で稽古場でコントライブしてみたんですよ。お客さん誰も入れない、笑い声もナシ。出来としては100点満点ではなかったんですけど、手応えはすごいあって。今後いけるんじゃないかなって。テレビのような大きいメディアに巻き込まれず、お金が生まれるんじゃないかなって。それに力を入れてます」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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