青木理「メディアやジャーナリズムは批判的精神を持ち続けることが必要」批判が批判される世間との温度差はなぜ起きるのか〜12月17日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
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12月17日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に、ゴールデンラジオ準レギュラーの青木理氏がゲスト出演し、批判されることの多い野党の批判的姿勢に対して、批判力の低下を指摘した。
青木氏は野党に対しての、批判ばかりしていて中身がないという指摘に対して持論を展開した。
「野党が批判ばかりといわれて姿勢を変えている。その中でも、やっぱりメディアやジャーナリズムは批判的精神を持ち続けることが必要。結局、ある意味で与党に起きた諸問題に対して、だれも責任を取っていないし、心から謝っていないし、原因もわかっていない。にもかかわらず、それを指摘して批判する側の本当の意味での批判力が欠如しているから現状が変わらない。与党が変わらないのは、民主党政権の失敗による政治状況も大きいが、野党側の批判能力が低下したことが大きい」
青木曰く、与党の増長にはメディアにも責任の一端があるという。
「一強政権の下で、メディアの中でも忖度して委縮する現象が起きている。官僚の世界でもそれは起きているんじゃないか。多くの問題が通底している」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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