「辛い気持ちは出さずにいた」引退したハンカチ王子・斎藤佑樹が現役時代の秘話連発!〜12月17日「くにまるジャパン極」

「辛い気持ちは出さずにいた」引退したハンカチ王子・斎藤佑樹が現役時代の秘話連発!〜12月17日「くにまるジャパン極」

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12月17日の「くにまるジャパン極」(文化放送)には、今年10月に引退を発表した、元・北海道日本ハムファイターズのピッチャー、斎藤佑樹さんが登場。「ハンカチ王子」と呼ばれた甲子園での激闘や現役時代のぶっちゃけトーク、さらに引退後の活動について伺った。

2006年の夏の甲子園で「ハンカチ王子」と呼ばれ日本中に大フィーバーを巻き起した斎藤佑樹。決勝戦では、東北楽天イーグルスの田中将大投手と壮絶な投手戦を繰り広げたものの決着がつかず、翌日の再試合で優勝に輝いた。果たして本人はその時なにを感じていたのか?そして今だから語れる現役時代の思いとは?

邦丸「甲子園で田中将大投手との投手戦は2人とも爽やかに見えて、試合の終わりが近づくと“斎藤佑樹・田中将大劇場”が終わるのを惜しんでいるような感じもしましたが本当はどうでした?」

斎藤「こっちはもう必死だったので、終わってくれてよかったなって。もちろん勝ったこと嬉しいんですけども、勝った負けたは関係なく、長い戦いが終わってホッとしたっていうのが、あの時の一番の気持ちですね。」

邦丸「その後、早稲田大学野球部のエースになって、そして北海道日本ハムファイターズにドラフトを指名を受けて入ったわけですけど、本当はここに行きたいと思っていた希望球団はありました?」

斎藤「正直に言うと関東から離れたくない気持ちがありました。ドラフトの前日にソフトバンクの王貞治会長から直々に電話していただいたのがありがたくて、ソフトバンクか関東の球団ならどこでも行きたいっていう気持ちがあったんです。そしたら当日ファイターズになって「北海道か」「関東から離れちゃうんだ」っていうのが正直な気持ちでしたね。ただ、やっぱり11年間ファイターズでやってきて、本当にいい球団に入ったなと思っています。」

邦丸「プロ野球生活では、いろいろな怪我をしています。最初はどこでしたっけ?」

斎藤「最初は右肩です。そのあと腰を痛めて、肘を痛めて、最後はまた肩にきたっていう感じですね。」

邦丸「一方、甲子園で投げ合ったマー君は、楽天のエースになって海を渡ってヤンキースのエースになっていく。それは気にしていなかった?」

斎藤「気にするっていうよりは、自分のことでいっぱいだったので、周りを気にしてる余裕がなかったのかもしれないですね。」

邦丸「ある記者が、斎藤佑樹がすごいのは、自分が不本意な成績でも毎年引退を囁かれていても、あとから入った選手たちにフランクに話しかけているところだと言っていたんですが、どういう心境でした?」

斎藤「それはまさに僕が気にしていたところで、周りからどう見られているのか、どう立ち振る舞うべきかを考えていました。やっぱり契約をしてプレイヤーとしてやっている以上は、前を向くしかないと思っていました。後ろめたい気持ちを出している選手に対して声って掛けづらいじゃないですか。だから、あらゆる人たちに対して、とにかく前向きでいようと、彼と話してると楽しくなるよねと思ってもらえるように日々頑張ってました。」

邦丸「改めて斎藤佑樹を応援してくれたファンに言いたいことはなんですか?」

斎藤「スポーツは、本来選手が見てる方に元気を与えなくちゃいけない存在だと思うんですけど、僕は逆にファンの方からたくさん勇気や頑張る力をいただいたので、本当にありがたいと思っています。だからこれからは僕が恩返しをしていきたいんです。」

邦丸「引退後、株式会社斎藤佑樹を立ち上げましたが、何をやるんです?」

斎藤「一番の目的はどこにも所属しないで自分の足で立ってこれからの人生を決めていきたいですね。もちろん、テレビやラジオなどのメディアとも友好な関係を保ちつつ、自分で行動を起す。例えば、選手やスタッフの働きやすさや、スポーツを見る人たちがもっと楽しめる場所など、そういうことに対して自分でなにかを作れないかを考え、アクションを起こしていきたいと思っています。」

邦丸「ちなみに全盛期はマックス150kmを投げていた斎藤佑樹さんですが、今トレーニングジムで投げると何km出ますか?」

斎藤「〇〇〇kmぐらいですね。」

斎藤佑樹さんの現在の球速が気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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