イースタン2冠の西武・渡部が表彰式出席「改めて一軍でタイトルを獲りたいと」(ライオンズナイター)

西武の渡部健人内野手（22）が15日、イースタン・リーグ優秀選手賞を受賞し、NPB AWARDS 2021に出席した。

プロ1年目の今季はイースタン90試合に出場し、19本塁打、64打点で最多本塁打者賞、最多打点者賞の二冠に輝いたほか、スポーツニッポン選定新人賞、ベースボール・マガジン社選定ビッグホープ賞も受賞。

表彰式を終えて「独特の雰囲気ですごく緊張しました」と汗を拭いながら「自分の長所である長打力を生かせたなと思いますし、タイトルを獲れてすごく嬉しいです。でも、あくまでもファーム。一軍を経験して全然ダメだったので、一軍で数字を残したいというのが今の想いです」と決意を語った。

秋季練習では先輩の中村剛也を参考にフォームを改造。バットも“おかわり”仕様に変えて来季への手応えをつかんでいる。「一軍でタイトルを獲りたいと改めて思いました。ホームラン王を獲りたい」と本物のタイトルをつかんでこの場所に戻ってくることを誓った。

また、プロ6年目の本田圭佑投手（28）は8勝3敗の勝率.727で、勝率第1位投手賞を獲得。「プロに入ってタイトルを獲ったことがなかったので、ファームではありますけど嬉しかったです。一軍では6勝したのがキャリアハイなので、来季は一軍で先発ローテーションとして回って、それを超えられるように頑張りたいと思います」とコメントした。