「なに食べたい?」と聞かれたら“育ちのいい人”はどう答える?映画やドラマで俳優のエレガント所作を指導するマナー講師に振る舞いを学ぶ ~12月10日「くにまるジャパン極」
12月10日の「くにまるジャパン極」(文化放送)は、皇室や政財界などVIPのアテンダント指導を経て、俳優のエレガント所作指導などで活躍する、マナー講師の諏内えみさんをお招きし、育ちの良さを感じさせる大人の話し方や気遣いの仕方を伺った。
野村邦丸アナ「“育ちのよさ”というのは、深窓の令嬢とか元貴族の家のお生まれとか、そういうことではないんですよね」
諏内「そう思い込んでらっしゃる方が非常に多いんですが、“育ちのよさ”を感じさせる話し方や振る舞いは、どなたでも身につけていただけます」
そこで、今からでも遅くない“育ちのいい大人”になれる振る舞いを諏内氏から教えていただいた。みなさんもシチュエーションを想像しながら考えていただきたい。
Q.これから受験会場に向かう方に、あるいは、大事な試合に出場される方になんて声をかけますか?
水谷加奈アナ「私は…テイクイットイージー!落ちてもダメでも失敗してもいい。人生長いんだから気楽に行ってこい…という感じです。
邦丸「俺は、もう十分頑張ったんだから“頑張れ”だけは言わない。…帰ってきてからうまいもの食おうな…という感じかな」
諏内「邦丸さんの答えは、すごく励みになってよろしいかと思います。水谷さんの答えもいいかなと思ったんですけど「どうでもいいから」というのは無責任ですよね。よく“頑張って”と言う方が多いのですが、それはあまり心強くないんです。ナーバスな方からは、もうあなたに任せたので自分は関係ないと取られかねません。ですので例えば、“お力が出せるようにお祈りしています”とか、私も一緒にがんばるという気持ちを表すと共感を持ってもらえると思います」
Q.一緒に食事にでかけ「何食べたい」と聞かれたとき、とくに食べたいものがなかったら、なんと答えいますか?
水谷「きのう天ぷらを食べていたら…じゃあ天ぷら以外でお願いします…と言います」
邦丸「俺は…なんにも嫌いなものないし、そっちに任せちゃうよ…と言っちゃうな」
諏内「邦丸さんがおっしゃるとすごくいい感じですが、“なんでもいい”というのはNGです。デートの時も“今日どこ行こうか?”と聞かれたとき“どこでもいい”と答えるのは、やる気や主体性の無さを感じさせ、素敵な人だと思われません。やっぱり“僕はこれかこれがいいけど君は何にする”と答えていただきたい。水谷さんのお答えも“天ぷら以外”に加えて“和食かエスニック”など2つぐらい挙げて、相手に選んでいただくといいと思います」
Q.夕食の支度をしている奥さんか旦那さんから「今晩カレーでいい?」と聞かれてなんと答えていますか?
水谷「私は…ああいいよ…ですね」
邦丸「俺は週3日朝カレーなんですよ。女房はそれを知っていると思うので…朝食ったけどママが作るカレーは違うからね…と言うかな」
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