『東尾修＆松坂大輔対談～ボールに託す想い』12/18（土）午後6時～オンエア

この番組は、今シーズン限りで現役を引退した埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手と、松坂投手のルーキー時代に監督を務めた東尾修氏の二人を迎え、松坂大輔投手のプロ野球人生を振り返る引退記念特番です。聞き手は、松坂投手のデビュー戦と引退登板を実況した、文化放送・斉藤一美アナウンサーが担当します。

このたび行われた収録では、引退試合で松坂投手が抱いた思い、また現役時代の思い出などを東尾氏と思う存分語り合いました。

収録中盤、ドラフト会議後の入団交渉の場で当時監督として交渉に臨んだ東尾氏が自身の200勝記念球を松坂投手に手渡したことについて話題が及ぶと、東尾氏は「（事前に渡そうとは）考えてなかった。家を出るときに『そうだ、娘の部屋にボールを置いてあるから持って行こう』と。このボールを大輔がどう感じるか。（横浜）ベイスターズがいいと言っていたから、突き返されたら、ちょっとまずいなと。でも、受け取ってくれたので、二、三歩は前進したかなと感じた」と当時を振り返りました。この200勝記念球について松坂投手は「ボールに何にも書いてなかったので『本物かな？』と（笑）」と冗談を交えつつ、「東尾さんがボールを託す思いを肌で感じました」と語りました。

なお、この日収録した、埼玉西武ライオンズでの全登板の中からピックアップした印象深い松坂投手の登板、引退後のセカンドキャリアについては、後日特別番組として放送する予定です。