「防災アワー」12月のゲストは山崎登さん
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今週金曜には、震度5弱の地震が山梨と和歌山で続けて発生。
富士山の火山活動や南海トラフ地震と、直接の関係はないとのことですが
30年以内に南海トラフ地震が起きる確率は70%~80%
首都直下型地震も70%と高い確率です。
いつ起きてもおかしくない大地震…備えておきましょう!
「防災アワー」12月のゲストは
国士舘大学 防災・救急救助総合研究所 教授の山崎登さん。
今月はこの1年の災害を振り返ります。
明日は60年ぶりに大きく制度変更された「災害対策基本法」を取り上げます。
最も大きな変更は「避難勧告」がなくなり、「避難指示」に一本化されたこと。
災害時の情報は命に関わる情報なので、子どもから高齢者まで一度聞いたら
すぐ理解できる必要がある
その為には、まずわかりやすくなければ…と山崎先生は指摘します。
また、大地震への備えですが、
一人一人が家具の固定や家の耐震化・備蓄など、できることをしておくことが
被害を減らすことにつながるといいます。
山崎先生によると
新潟県中越地震で、病院に搬送された方の4割は
家具の転倒や落下によるケガでした。
ケガをしていなければ、人を助ける側にまわることができ
被害を減らすことができます。
基本的な備えは、実はとても大切です。
毎週日曜、朝5時5分からの「防災アワー」ぜひ聞いてください。
気象予報士 防災士 伊藤佳子
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