西武・栗山が契約更改、今季2000安打達成も「こっからの1本にすごく価値がある」(ライオンズナイター)
西武の栗山巧外野手(38)が2日、埼玉・所沢の球団事務所で契約更改交渉に臨み、900万円増の1億7900万円(金額は推定・来季は3年契約の2年目)でサインした。
今季はファンにとっても悲願だった球団初の生え抜き通算2000安打を達成。「ライオンズファンの皆さんに支えられて2000本という目標に行けたっていうのはっていうのは、すごく意味あることだったんじゃないかなと思います」と振り返った。
だが栗山にとって、節目の記録はゴールでも満足する場所でもない。2021年を言葉にすると「まだ上に向かっていく最中といいますか、『通過点』そういうイメージです」と表現した。
「僕にとっては本当に『こっからの1本』というのが、すごく価値のある1本だと思ってて。2000本達成した後の野球人生の中で、どれだけまた1本ずつ打っていけるかって、今までと変わらず、またそれ以上に気持ちを入れていけるか、それが本当に値打ちがあることだと思うんで、それをファンの皆さんに見てもらいたい」
栗山の「1本ずつ」という姿勢が変わることはない。プロ20年目の今季は117試合に出場して打率.251、4本塁打、43打点だったが、「僕自身も物足りないし、見ている人もそうだと思う。(数字を)全部上げたいですね」と進化を続けることを誓った。
「ファンの皆さんの大きな声援をもっといただけるような選手になって、その声援に対して応えれるような選手になりたい」
栗山は「こっから」また、ファンのために1本1本、ヒットを積み重ねていく。
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