2022年にテレビアニメ化を発表! 幅広い年代に愛される漫画『SPY×FAMILY』の魅力を探る!
文化放送「ニュースワイドSAKIDORI!」で毎週月曜日にお送りしているコーナー「サキドリ最前線」。14日(月)の放送では、吉田愛梨レポーターがイッキ読みしたという「少年ジャンプ+」で好評連載中の漫画『SPY×FAMILY』をご紹介。
このコーナーでは、これまでも、現在アニメで放映中の『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴・著)や、ドラマ放送中の『二月の勝者』(高瀬志帆・著)など、話題沸騰中の漫画をサキドリレポートしてきた。今回ご紹介した漫画は『SPY×FAMILY』(遠藤達哉・著)だ。
この『SPY×FAMILY』は集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で2019年3月から連載が始まり、シリーズ累計発行部数は1250万部を突破している。
今月4日に最新コミックス8巻が発売され、来年2022年にテレビアニメ化されることが発表されたばかりの今最もアツい漫画である。
ストーリーは、黄昏と呼ばれる凄腕スパイのロイドが、ミッションを遂行するために、かりそめの家族を作るところから始まる。孤児院で出会った娘のアーニャは、人の心を読む超能力を持ち、市役所に勤める妻のヨルは裏では殺し屋として活動している。
それぞれがお互いの素性を隠しながら、家族として暮らしていくという展開だ。
幅広い世代に支持される理由について、担当編集者の林士平氏は、「まずスパイものや家族ものという興味を惹きつけるテーマであること。そして、主人公のロイドはスパイという仕事をしながらも、父親として頑張ろうと、仕事と家庭の両立に苦悩している。ヨルは、天然ボケで優しい雰囲気でありながらも殺し屋。(主人公の)アーニャは、超能力を使って父と母の考えている事を読めてしまうので、親の苦労も知りながらも、子どもらしく振る舞おうとする。全てのキャラクターが個性を持ち、読者の共感を得ながらも、驚きを与えているからだと思う。」と話す。
『SPY×FAMILY』は単行本のほか、アプリ「少年ジャンプ+」で、初回限定で無料で読むことができる。気になる最新巻の8巻は、豪華客船の上で家族3人がそれぞれの任務に奮闘する話だが、まるで劇場版アニメのようにアクションあり、笑いあり、涙ありという、読み応え抜群の作品だ。
あなたも、表の顔と裏の顔を持ち、奮闘し続ける家族に感情移入しながら、ドキドキ・ハラハラが止まらなくなるだろう。秋の夜長におすすめの作品だ。
『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI』は平日午後3時30分~5時50分、文化放送(AM1134KHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。
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