循環型社会をつくるには#2『浜松町Innovation Culture Cafe』

循環型社会をつくるには#2『浜松町Innovation Culture Cafe』

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最近目にする機会の多いサステナブル(Sustainable)という単語は、sustain(持続する)とable(~できる)からなる言葉です。そしてサステナブルな社会とは、持続可能な社会を意味します。地球の環境を壊さず、資源を使いすぎず、地球環境を壊すことなく、未来の世代にも美しく平和な地球を守り、ずっと生活をし続けていける社会のことです。皆さんはサステナブルな社会のために、個人的に心がけていることや取り組んでいることはありますか?

例えば、ペットボトルのリサイクルですが、皆さんは正しい捨て方をご存知でしょうか?まず空き容器はそのまま捨てずにキャップとラベルとペットボトル本体に分けます。これはそれぞれパーツの用途に合う特徴を持った異なる素材(順にポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタラート)からできており、リサイクル時にも素材によってリサイクル後の製品にそれぞれ向き不向きがあるため分別が必要になります。キャップについているリングは、外せる場合はキャップと同じ扱いとなりますが、外せない場合はリサイクル過程の比重選別工程で除去することができるため、無理せずボトルと一緒に分別しても大丈夫とのことです。ラベルについては、今まではがすことは義務とされていませんでしたが、ボトルと一緒に捨ててしまうと異物となってしまいます。そのため飲料メーカーの企業努力で簡単にラベルをはがせるようになり、リサイクルの質向上に貢献しています。ボトル本体は水ですすいでつぶしてから出しましょう。ジュースなどの飲み残しがあると、集積場や保管場所での悪臭発生や虫や小動物が集まってしまう衛生問題に繋がるためです。また油などの水で落ちない汚れのついたペットボトルは、リサイクル対象外となりますので注意してくださいね。分別方法やまとめ方は市町村によって異なりますので、各自治体のHPなどで確認が必要です。スーパーやコンビニなどで回収しているところもあり、中にはポイントカードのポイントが貯まるお店もあるので、一度で家計にも地球にもメリットが生まれますね。

自分がリサイクルしたものがその先に何に生まれ変わり、何の役に立つのかを知ると、もっとモチベーションが上がるでしょう。まずは知ることが大切です。資源として再利用できないゴミを埋め立てる最終処分場の寿命はあと20年とも言われています。日本がゴミで溢れかえる前に、リデュース・リユース・リサイクルの3Rを徹底し、地球を守っていきましょう。

様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」11月8日の放送では、スパイスファクトリー取締役CSOでスペースウォーカー経営企画サステナブル推進担当の流郷綾乃さんと、サントリーホールディングス株式会社サステナビリティ推進部部長輿石優子さんにご参加いただき、「循環型社会をつくるには」について熱いトークが繰り広げられました。

ゲスト紹介

1人目の流郷彩乃さんは、中小企業やフリーランスの広報を経験し、2017年から生物資源ベンチャーでハエを使ったバイオマステクノロジー事業を展開する株式会社ムスカの広報戦略を支援されました。2018年には、事業ステージに合わせて経営陣が変わるべきだという思いから、「代表取締役暫定CEO」というユニークな肩書に就任。2019年に代表取締役CEOに就任し、様々なビジネスコンテストで結果を残した事で、ムスカの認知度向上に大きく貢献されました。2020年に「自分の役目は終えた」と、ムスカのCEOを退任。2021年からはDXスタートアップのスパイスファクトリー株式会社取締役CSOや、株式会社スペースウォーカー経営企画サステナブル推進を担当されています。

流郷さんが浜カフェに初めて参加された時の放送はこちらからいただお聴き頂けます。
第6回「食糧問題を解決するヒントとは?」
https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/hamacafe/episodes/93c2311b-d39c-4ecd-affb-bc58cbdb4d98

2人目の輿石優子さんは、大学卒業後サントリーに入社され、飲料・輸入酒のマーケティング業務を10年ほど経験されます。その後、一橋大学大学院国際企業戦略研究科で経営学修士号を取得。サントリーに復帰後は、アメリカにおける買収案件に携わり、アメリカでサントリーのコーポレートブランド構築業務に従事。2019年に帰国後は、サントリーグループのサステナビリティ推進業務を担当されています。

そして今回プレゼント企画を行なっています!
「伊右衛門」 24本1ケースを抽選で5名様にプレゼント! 番組の感想とともにこちらまで!→ innovation@joqr.net

みなさまからのご応募お待ちしています!

 

番組紹介

「浜松町Innovation Culture Cafe」の過去の放送はpodcastでもお聴き頂けます。
https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/hamacafe

また、オンラインサロンも展開中です。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.joqr.co.jp/hamacafe/salon/

 

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この記事の番組情報


浜松町Innovation Culture Cafe

浜松町Innovation Culture Cafe

月 19:00~19:30

浜松町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「浜松町Innovation Culture Cafe」 経営学に詳しいマスターが営むこのお店には、様々なジャンルのクリエ…

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