プチ鹿島 激戦区「香川1区」で見た選挙活動の温度差～11月10日「くにまるジャパン極」

プチ鹿島さんは、総選挙の激戦区「香川1区」の現地を取材してきたそうです。

「香川1区」は、自民党の前デジタル大臣・平井卓也氏、映画『なぜ君は総理大臣になれないのか？』に登場する立憲民主党・小川淳也氏、日本維新の会の新人・町川順子氏による大混戦となりましたが、プチ鹿島さんの配信ライブもお祭りの様な盛り上がりがあったそうで…

プチ鹿島さん「ラッパーのダースレイダーとやっているYouTubeで、香川から三日間配信ライブをやっちゃおうと。三日間の通しチケットを売ったんですけど、ありがたいことに2500枚売れたんですよね。本当にフェスになって、新しい祭りを僕らが作れたなって」

野村邦丸アナ「香川1区祭りだ、秋フェスだね」

プチ鹿島さん「実際どうだったかというと、選挙運動ラストの10月30日。朝から繁華街の交差点に行ったら小川淳也さんがやって来て。小川淳也さんが面白いのは（選挙カーの車ではなく）自転車に乗ってるんですよね」

プチ鹿島さんは、小川さんが率いる自転車隊の一人に話を聞いたそうで…

プチ鹿島さん「（自転車隊の人が）“50を過ぎて朝から自転車で何kmも走るのはキツイんですよ。ただ、一旦乗り始めると平気になっちゃう”と言っていて。これで祭りのテンションが朝から分かったんです」

次に、大型商業施設の駐車場で行われた、日本維新の会の町川順子さんの演説を観たそうですが…

プチ鹿島さん「ここ面白かったのは、選挙カーのスピーカーでずっと演説を流しているんですけど、（町川順子さん）本人の声じゃないんですね。何が流れているかといったら、吉村大阪府知事と松井大阪市長。この二人の声で最後に、“町川順子をよろしくお願いします”と。だから日本維新の会の売りが分かりやすかったですよね」

午前中に小川淳也氏、町川順子氏の演説を見たそうですが、プチ鹿島さんが一番注目していたのは平井卓也氏だったということで…

プチ鹿島さん「選挙戦ラストの日にも関わらず、新聞の日程を見ると“個人演説会”つまり一般の人は入れないクローズドな場所でやっているんですよ。これも面白いですよね、選挙最後の日まで組織固めに精を出していた。さらに四国新聞の情報を見たら、“夕方から市中央商店街をパレ―ド”と書いているんです」

そのパレ―ドの場所が、朝一番に自転車に乗った小川淳也氏に会った商店街だったそうですが…

プチ鹿島さん「（平井さんの演説を見に行く道中から）“デジタルが”“デジタルの”と平井さんの声が聞こえてくるわけですよ。ただ、小川さんの時とは違うなと思ったのは、集まっている人が“いるようでいない”んです」

野村アナ「どういうこと？」

プチ鹿島さん「交差点ですから赤信号のときは人が止まっているので、演説を聞いているふうに見えるんですよ。ところが青信号になると人が歩き出しちゃうから、誰もいなくなっちゃうんです。演説が終わって、いよいよパレードが始まるってなっても、誰もいなんですよ。パレードの後ろをついて行くのが平井さんを応援する黄色いジャンパーを着たおじさんと僕らだけで、後から写真で見ると僕も平井軍団の一員みたいになっちゃって、本当にびっくりしました」

「香川1区」の選挙活動を実際に見て、選挙活動の差を実感したそうで…

プチ鹿島さん「一日だけですけど温度差が分かっちゃって、もしこれで投票数が接戦だとしたら、僕らが見た街頭の風景よりも、組織固めなどの見えない風景が勝るのかな？　なんて話をしてましたけど、蓋を開けたら小川さんの圧勝でした」

「くにまるジャパン極」は平日朝９～１３時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。