コロナ禍のくやしさをポジティブな表現に!音楽ユニットORESAMA、アルバム「CONTINEW WORLD」を語る
毎週火曜、夜9時から放送している「楽器楽園~ガキパラ~ for all music-lovers -」。
11月9日の放送では、3年半ぶりにニューアルバムを発売した音楽ユニット・ORESAMAから、ボーカルのぽんさん、サウンドクリエイターの小島英也さんにお越し頂きました。
最新アルバムのタイトルは「CONTINEW WORLD」。新しく変わり続けていく世界。コロナ禍で思ったように活動できなかったくやしさをORESAMAらしい力強さやポジティブに変えて表現したといいます。
サウンドクリエーターの小島さんは、オンエアした楽曲「パラレルモーション」について、「アルバムの表題曲として作った曲であり、ORESAMAとは何だを研究して書いた」とお話してくれました。また、2枚組で収録曲24曲ほぼ打ち込みで作ったというお話に武田真治さん、岡部磨知さんも驚いていました。
また、リフレッシュ方法を聞くと、小島さんは「1日中パソコンの前にいるので、デスクの下に置ける自転車のペダルを買いました。これを漕ぎながら曲を作ってます」とコメント。これを聞いたぽんさんは「何に追われているのか・・・」と、初めて聞いたらしい相方の意外なリフレッシュ法に目を丸くしていました。
来週もORESAMAのふたりとお送りします。なんとアルバムからセッションもあるので、お聴き逃しなく!
みゅ~ぱらのコーナーでは、なんとオーストリアのウィーンと繋ぎ、お話を伺いました。ご出演頂いたのは、ピアニストの山口友由実さんです。ウィーンと日本では8時間時差があるため、まだ向こうはお昼。12月から始まるクリスマスマーケットに向けて、街では準備が進んでいるそうです。
現在、山口さんは、演奏活動の傍ら、グラーツ国立音楽大学 弦楽器科でコレペティトールとして働いています。コレペティトールは、日本ではコレペティと呼ばれオペラの伴奏者がメジャーですが、オーストリアでは様々な楽器の方にピアノ伴奏を行い、ピアノの視点から「こうした方がいいんじゃないか」とレッスンを行う「音楽の交通整理」のようなお仕事なんだそうです。
ピアニストとは違い、多くの方とたくさんの曲をこなす必要があるため、譜読みを早くしたりとかけられる時間には大きな差があるようです。
そんな山口さん、去年はコロナによりコンサートは軒並み中止になりましたが、オンラインコンサートに力を入れ、レオポルド美術館で開催するなど距離があっても楽しめる演奏活動を行いました。あたたかくまろやかな音が出るというウィーンのピアノ、ベーゼンドルファーを使い、今後も日本に帰れない時期が続くかもしれないが日本とウィーンを繋げていけるような音楽活動ができたらとお話をしてくれました。
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