「ととのう」ってどんな意味? 新語・流行語「候補30語」をおさらい ~11月5日「おはよう寺ちゃん」
「こういう話題を耳にすると、年末が近づいてきたって感じがしますね」(寺島アナ)。11月5日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、寺島尚正アナウンサーと、金曜コメンテーターの情報戦略アナリスト山岡鉄秀氏が、今年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた言葉について語り合う場面があった。
寺島アナ・山岡鉄秀氏「それ、本当に流行したの?」
今年1年の間で話題になった出来事や発言、流行なども踏まえて、その年を代表する「言葉」を決める「新語・流行語大賞」。昨日(11月4日)発表があったノミネート30語のリストを見ながら山岡氏は、「これ、流行した……って意味ですよね?」と率直な感想を漏らした。
「わかるのもありますよ。ありますけど、『Z世代』ってこれ、マジンガーZですか?」(山岡氏)
「ああ、嬉しい。それは私も一緒。ZといえばマジンガーZなんですけど。Z世代とは、XY世代に続く1990年代後半から2000年代後半に生まれた人たちのことを言うんですね。これ、流行ったんですかね?」(寺島アナ)
まずは気になった「Z世代」を話題にしていたが、今回の候補には東京オリンピック・パラリンピック関連と、新型コロナウイルス関連でほとんどが埋まっている。
それ以外では、もともとはサウナ愛好家たちが使っていた「ととのう」や、SNSを中心に広まった楽曲「うっせぇわ」、スマートフォンゲームでヒットした「ウマ娘」、持続可能な開発目標を意味する「SDGs」、いろんな店で販売されていた人気のスイーツパン「マリトッツォ」などがノミネートしている。
これらも比較的よく聞かれた言葉だったような気がしなくもないが、寺島アナと山岡氏はどれもピンとこない様子。
「『ととのう』も最初、私は謎かけかと思いました。サウナ、水風呂、休憩を繰り返しことによって多幸感を得ることを『ととのう』と言うんだそうです」「『マリトッツォ』はどうですか? 私もこれで初めて知ったんですけど、卵とバターをたっぷり使ったパンなどに切れ込みを入れてクリームを挟んだスイーツで、イタリア・ローマの伝統菓子なんだそうです」(寺島アナ)
寺島アナの解説に、山岡氏はこんな反応だった。
「せめて我々が一回は食べたことのあるものにしていただかないと。流行するというのは、求めていかなくても自然と口に入ったり、街中でよく見たりするからで……」「まぁいつものことなんですけど、あとは全然うれしくないような(言葉もあります)ね。(新型コロナに関連した)『副反応』とか『変異株』とか、それ流行語って言うんですか? 『流行しちゃった』わけでしょ。日本にとって明るい話題だった(メジャーリーグで活躍した大谷翔平選手にまつわる)『ショータイム』とか『リアル二刀流』とかを選んだ方が、いいんじゃないですかね?」(山岡氏)
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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