【箱根駅伝予選会結果】 徳本一善監督率いる駿河台大学、8位で悲願の本戦初出場!
第98回箱根駅伝予選会が、陸上自衛隊立川駐屯地内を周回するハーフマラソンのコースで行われ、シード10校とあわせ、本戦に出場する20校が決まった。
▼第98回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 10月23日(土) 9時35分スタート
各校10~12人が出走し、上位10人の合計タイムで上位10校が本戦出場
1位 明治大学 10時間33分22秒 4年連続63回目
2位 中央大学 10時間37分38秒 5年連続95回目
3位 日本体育大学 10時間39分32秒 74年連続74回目
4位 山梨学院大学 10時間41分15秒 2年連続35回目
5位 神奈川大学 10時間41分57秒 12年連続53回目
6位 法政大学 10時間42分12秒 7年連続82回目
7位 中央学院大学 10時間43分08秒 2年ぶり22回目
8位 駿河台大学 10時間44分47秒 ★初出場!
9位 専修大学 10時間44分58秒 2年連続70回目
10位 国士舘大学 10時間45分41秒 6年連続50回目
———以上10校が本戦出場———
11位 拓殖大学 10時間46分36秒 連続出場8年でストップ
12位 大東文化大学 10時間48分08秒
13位 筑波大学 10時間48分14秒
14位 上武大学 10時間49分29秒
15位 城西大学 10時間49分32秒
予選会を通過した10校に加え、シード校10校(駒澤・創価・東洋・青山学院・東海・早稲田・順天堂・帝京・國學院・東京国際)と関東学生連合チームの計21チームが、2022年1月2・3日に行われる第98回箱根駅伝に出場します。
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強風の中行われた今回の予選会。8位で本選初出場を決めた駿河台大学は5km通過が7位、10km通過が5位、15km通過が10位、18km通過が9位といずれのポイントも通過圏内でレースを進め、最終的にはジェームス・ブヌカ(4年、ケニア)の6位を筆頭に、100位以内に5人が入る力走を見せました。
チームを率いるのは徳本一善監督。就任10年目の節目の年に、悲願の箱根駅伝出場をつかみとりました。
自身が法政大学時代に4度箱根駅伝に出場した徳本監督。2年時(2000年・76回)には1区で区間賞を獲得しましたが、4年時(2002年・78回)では2区途中棄権という形で箱根路を去っています。
徳本監督にとっては栄光も挫折も味わった箱根路。2年前の96回大会で学生連合チームのコーチをつとめてはいますが、やはり自分のチームで出場する大会は特別なものになるでしょう。あの棄権からちょうど20年、徳本一善が帰ってきます。
レース後「生きた心地がしなかった」と笑った徳本監督ですが、本戦にも出るだけに終わるつもりはありません。「法政の時に一泡吹かせたいなと思ってやってきたし、今回もそういうチームカラーで挑むことになる。箱根駅伝を楽しみたい」と目を輝かせました。
学生時代は髪を染め、サングラスをかけて走り、「ビジュアル系ランナー」と呼ばれた徳本監督。箱根本戦出場を決めた暁には、「12月10日の記者発表会、ヴェルサーチのスーツでバシッと決めるよ」と以前、冗談とも本気ともつかない口調で話していました。大舞台にどんな姿で登場するのか、密かに楽しみです。
駿河台大学 箱根駅伝予選会順位推移(徳本監督就任後89回大会以降)
25位→25位→19位→19位→19位→23位→18位→12位→15位→8位★本戦出場!