金子勝「事程左様に無能な政策を続けている」コロナウイルス対策の不備を語る〜10月15日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
10月15日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹紳士交遊録に金子勝が登場し、コロナウイルスに対する日本政府の対応の不備についてあらためて語った。
金子は「コロナウイルスの感染者が減ってきて忘れちゃってるけど、イギリスは議会で初期のコロナ対策の失敗を検証して謝罪した。大規模な検査と追跡をしっかりやらなかった。ロックダウンが遅れて、集団免疫論に頼ってしまったことで多数の死者を出してしまったと結論付けた。一方で日本は累計でコロナウイルスによる死者が18000人を超えている。総裁選の公示日から数えると1000人。東日本大震災の時の死者・行方不明者が併せて18000人。ほぼ東日本大震災と同じ死者数にも関わらず、菅前総理はワクチン接種が進んで成果が上がったと言って終わり。全く問題点などの洗い直しは無し。これからも同じような失敗をする可能性がある」とイギリスと日本の政府の違いを話し、
また、「国際医学雑誌のランセットによると、カリフォルニアの492万人のデータを基にRNAワクチンを打った結果、4か月から6か月の間にワクチンの感染予防効果が半減するというデータを出している。その中でワクチンパスポートをやるとか言っているけど、予防効果が半減していたら意味がない。事程左様に無能な政策を続けている」と語気を強めた。
「結局何が問題かというと、3回目のブースター接種が必要という話だが、ワクチン接種は5月から医療関係者、7月には本格的に高齢者の摂取が始まった。予防効果の半減が4か月からということは、11月にはもう半減し始める」とワクチン効果の半減が開始する可能性を心配した。
3回目の摂取は12月からという報道もある。との声には、
「65歳以下のワクチン接種率は50%以下。1回目の接種をしたい人が4割近くいて3回目をやるって、3回目はどういう基準でやるの?ワクチンの1日の摂取量は100万回を切っている。結局、減ってる人を調べるためには抗体検査をしなきゃいけない。でも抗体検査は保険の適用外。当たり前の政策を考えていない」
大竹は「抗体検査は民間でやると6000円から10000円かかる。抗体検査をやって抗体ができている人、普通の人、できていない人に優先的に打つ必要がある」と自身の考えを話した。
金子は「検証をきちんとしていない。18000人の死者が出ても何の検証もしない。科学者集団が自律的に主導権を持っていない」と嘆いた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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