B3.LEAGUE所属プロバスケットボールチーム「さいたまブロンコス」と文化放送が資本業務提携
文化放送はこのたび、B3.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「さいたまブロンコス」に出資し、資本業務提携することを決定しました。
「さいたまブロンコス」は所沢市とさいたま市をダブルホームタウン、春日部と深谷、伊奈町を準フランチャイズとする、B3.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチームです。チームの起源は、1982年創部のマツダオート東京バスケットボール部で、2002~2003年度には日本リーグで2連覇を達成。2005年に現在のBリーグの前身であるbjリーグがスタートした際、初年度から参加したオリジナル6のひとつで、歴史、実績、両面からも名門と言えるチームです。
2020年3月に「さいたまブロンコス」の経営権を取得し、代表兼取締役に就任した池田純氏は文化放送において『The News Mastres TOKYO』(2017年4月~2019年3月)のレギュラーコメンテーターや、『池田純スポーツコロシアム』(2019年7月~2020年9月)のパーソナリティを務めるなど、ラジオのフィールドでも活躍してこられました。そしてこの度、文化放送としても「さいたまブロンコス」を通じての地域活性化の想いに共感し、資本業務提携が決定しました。
文化放送はこれまで、『文化放送ライオンズナイター』を放送するなど埼玉県をフランチャイズとする埼玉西武ライオンズを応援してきましたが、それに続き埼玉地域のスポーツチームと深く関わることになります。
バスケットボールはもともと埼玉エリアで盛んなスポーツで、東京オリンピックでは試合会場がさいたまスーパーアリーナで開催されることもあり、今後ますますバスケットボール熱が高まることが期待されています。
今後の展開としては、番組を通じての「さいたまブロンコス」応援企画等の他、「さいたまブロンコス」を通じて、埼玉エリアの自治体や地域住民、とくに小中高生などにもアプローチしてイベントや企画、商品開発などを実施していくことをを検討しています。
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Profile
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早大を卒業後、住友商事、博報堂などを経て2011年に35歳でプロ野球横浜DeNAベイスターズの初代球団社長に就任。さまざまな施策で観客動員数を倍増させ、年間約25億円あった赤字を黒字化に成功。横浜スタジアムの友好的TOBによる一体経営も実現。16年10月に退任。 退任後はスポーツ庁参与や明治大学学長特任補佐、Jリーグや日本ラグビー協会の特任理事等を歴任。 現在はさいたまスポーツコミッション会長を務める一方、ノジマ等企業の社外取締役からITやゲーム業界、スタートアップ等の顧問も務める。 2020年3月さいたまブロンコスの代表兼取締役に就任。