大谷翔平は「歴史をひっくり返した」 ホームラン王ならずも…偉大な功績 ~10月5日「おはよう寺ちゃん」
アメリカ・メジャーリーグのエンゼルス・大谷翔平選手はレギュラーシーズン最終戦となる敵地シアトルでのマリナーズ戦に1番指名打者で出場し、今季46号となる先頭打者ホームランを打った。10月5日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、寺島尚正アナウンサーと火曜コメンテーターで作家・評論家・翻訳家の山形浩生氏が、大谷選手の今シーズンの記録や魅力について熱く語った。
MVP受賞も確実視、公式サイトは「夢のようなシーズン」
日本人初として期待されていたホームラン王は惜しくも2本差で届かなかったが、2007年の松井秀喜氏以来となる100打点を記録。投手としては23試合に先発登板して9勝2敗の成績の他、26盗塁にも成功した。
「ベーブ・ルース以来となる2ケタ勝利・2ケタホームランは達成できなかったものの、(二刀流でこれだけの成績を残すことは)考えられないですからね普通は」と話す寺島アナに、「すごいですよね」と山形氏も同様の反応。「昔はね、大リーグボール養成ギブスをつけなきゃ活躍できなかったはずの日本人がここまでできるってすごいですよね」と『巨人の星』ネタを繰り出しながら、大リーグで日本人が活躍していることを強調した。
大リーグでの大谷選手の二刀流の本格的な成功は、故ベーブ・ルース氏以来となる。「メジャーリーグ公式歴史家・ソーン氏は、『このような活躍をする選手を誰も見たことがない。歴史をひっくり返し、時計を100年前に巻き戻した』と絶賛しました」と寺島アナは紹介する。
「大多数のメディアは大谷が(MVPの)受賞確実と予想しています。メジャーリーグ公式サイトは『夢のようなシーズンを締めくくった』と最終戦の様子を伝えています」(寺島アナ)
「数字もさることながら、やっぱり見ていてしなやかで綺麗ですよね。かっこいいし。大リーグの偉い選手だと筋肉で無理やりやっているような感じって結構あったりするけども、そういうのもないし良いですよね、あれは見ていて」との山形氏に、「表情もなんかこう少年のように爽やかですよね」との寺島アナが一言添え、この話題を締めた。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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