出雲駅伝連覇へ! 國學院大學木付主将「挑戦者ということを忘れずに」
9月28日から毎週火曜日~金曜日「カラフルレンズ」(文化放送)の中で、18時15分頃に放送が始まった「箱根駅伝への道」(文化放送)
9月28日の放送では駒澤大学が全日本、箱根と2冠を達成した昨シーズンを振り返り
9月29日の放送では先日開催された全日本インカレレポートをお伝えしました。
そして、9月30日の放送からは、いよいよ大学ごとの取材の模様をお伝えします。
9月30日の放送ではおととしの出雲を制覇した國學院大學を取材した模様をお届け
ナビゲーターの柏原竜二さんは
「今年ナビゲーター3年目、そして3年連続シーズン最初の取材が國學院大學さん!
さらになんと今年は10年ぶりに國學院大學の合宿地である千葉県富津市に
お邪魔させていただき、緊張とそわそわがありました」とのこと。
前田監督「もう一段上がらないといけない」
まずは前田康弘監督にお話を聞いてくれました。
チームの課題について前田監督は
「(チームの)上位層のレベルがもう一段階上がらないといけない。
今までの学生の枠で捉えていると取り残されてしまう。
藤木が國學院記録の28分10秒30を出したが、
それでも往路では上位層にいけないという状況にある。
復路も28分台の選手を揃えないと3番以内は厳しい」
これに対し柏原さんは
「ここ1.2年で我々が知っている大学陸上界ではなくなってしまった。
置いていかれないようにすることが大事」
とのこと。
次に今年で主将2年目を迎えた木付琳選手にお話を聞いてくれました。
木付選手は今シーズンのチームについて
「最初は箱根経験者に頼っている状態だった。
だが、夏合宿で自分や藤木が練習を外れることがあった。
その際、中間層の選手が危機感をもって練習に取り組んでくれて
夏が終わりすぐに結果を出してくれている姿を見ると
ピンチをチャンスに変えているなと思い、チームの成長を感じた」
と落ち着いた様子で語ってくれました。
柏原さんは木付選手の”落ち着きよう”に
「(主将1年目の)昨年は初々しさがあったが
今回実際に会ってお話を聞いたら、こんなに1年前落ち着いてたっけ?
というくらい落ち着いてた。
(前回より)格段に、2段くらい落ち着いていた!」
と少々興奮気味に木付“主将”の成長を語ってくれました。
木付主将「監督との信頼関係が厚く」
また柏原さんが木付選手から収録後に聞いたエピソードを語ってくれました。
「前回の箱根直前、貧血になった木付選手
前田監督は“練習をするな!”と指示するも
木付選手はそれを聞かず練習をし、前田監督と意見をぶつけ合うことに。
その後しっかり話し合い、以前より監督との信頼関係が“厚くなった”」
このエピソードに対し柏原さんは
「実はすごく大事なこと。
キャプテンが意見をぶつけないと誰も監督に意見をぶつけられない」
また前田監督が取材中に
「我々は(OBの)土方、浦野の影を見すぎた」
とおっしゃっていたそうで、柏原さんは上からになってしまうと前置きしつつも
「前田監督自身も木付選手の意見を聞き
一皮も二皮もむけている。新しい前田監督とともに木付“主将”が
どう歩んでいくか楽しみ!」と期待を膨らませました。
柏原さんは國學院について
「エース藤木選手や学生ハーフ3位の島崎選手など噛み合うと楽しみなチーム」
と語ってくれました。
出雲駅伝”連覇”を狙う國學院だが、木付選手は
「前回優勝しているということはあまり考えず
自分たちは挑戦者ということを忘れないで
上位校に食らいつくレースをしたい」とのこと。
今シーズンの國學院に注目です。
「箱根駅伝への道」は火曜日~金曜日「カラフルレンズ」の中、18時15分頃~文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。
ナビゲーターを務めるのは東洋大学OBで二代目・山の神として活躍した柏原竜二さん。3年目になる今シーズンも熱心な取材をもとにした解説、コメントに期待してください。
この日の「箱根駅伝への道」はPodcastで聴くことが出来ます。
https://omny.fm/shows/podcastqr-n/9-30
「箱根駅伝への道」のそのほかのエピソードはこちらから
箱根駅伝への道 – PodcastQR 文化放送 (joqr.co.jp)
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この記事の番組情報
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