「国民が馬鹿にされている」金子勝、岸田総裁の人事を批判〜10月1日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
10月1日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、経済学者の金子勝が大竹紳士交遊録に出演し、岸田内閣の人事について熱く語った。
大竹紳士交遊録に出演した経済学者の金子勝は登場するや否や、岸田総裁の人事について、「あのでたらめ人事を見て馬鹿にされてると思わない国民いる?」とし、
「国民の声を聞くリーダーって言ってたけど、誰の声聞いてるのかな?安倍さんと麻生さんの声しか聴いてない」とし、
過去の甘利明氏の現金授受問題や、加計学園問題の際の文部科学相だった松野博一氏、副総裁の麻生太郎氏の森友問題再調査防止、国対委員長の高木毅氏の下着泥棒疑惑や公選法違反、小渕優子氏のドリルでのHDD破壊など種々の問題に触れると、金子氏は「これで党改革といっている理由がわからない」とした。
「諸外国だったら、この状況は政権交代。公文書を洗いざらい出している。アメリカやイギリスに劣った感じがあるのは、政権交代が無いから。自民党は派閥で疑似政権交代をして自浄作用があったが、総裁選が変質して、自浄作用が全くない。国民が馬鹿にされている。上の人間なら何をやっても何の説明をしなくても役職に返り咲ける。党改革は全くのウソ。結局安倍さん、麻生さんのリモート内閣」と糾弾した。
また、「メンツがみんな3世で世襲議員の楽園になっている」と続け、「国民は政策と人事を冷静に見て判断しないといけない」と訴えた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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